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傷だらけの男たち(2006)

2007-07-09 14:44:09 | 映画
二人とも眉毛濃っ!!!

インファナル・アフェア」の製作チームが再び結集。
このシリーズは大好きだったし、
トニー・レオンさんも好きだし、金城武さんも久々だし、ということで公開が楽しみでした。
トニー・レオンさんはポン役だったのを自らヘイ役に変更したという、演技にも意気込みを感じました。
金城武さんも酒浸り役ということで、酒を飲みながら演技をしたということにも驚かされました。
最後の恋、初めての恋」の姉役がとても良かったシュー・ジンレイさん。
奥貫薫さんに雰囲気が似ているなぁと思いながら見ていました。
「インファナル・アフェア」は「ディパーテッド」というタイトルで、スコセッシ監督、レオ主演でハリウッド化されアカデミー賞最優秀作品賞受賞しました。
そしてこの映画も主演をレオにハリウッド化が決定しています。
こういう人に深く潜んでいる闇というものに惹かれるのでしょうか。。。

 ・OST 「傷だらけの男たち
 ・傷だらけの男たち
 ・主題歌 浜崎あゆみ 「Secret
   →香港シンガー、デニス・ホーがカバーして本国版のエンディングテーマに。
<原題> 「傷城」
<公開時コピー> 「傷ついた二人に 愛を呼び戻した、殺人事件。」
<あらすじ> 2003年のクリスマス。
バーで飲めない酒を飲みクリスマスの雑踏にまぎれようと努力する刑事ポンと、
彼の親友でもある上司ヘイは、かねてから追跡していた連続殺人犯をついに逮捕する。
だがその夜、ポンが帰宅すると、そこには既に息絶えた恋人の姿があった。
しかも彼女は身籠もっていた。
3年後。
ポンは私立探偵に転職するも未だ恋人の死から立ち直れず、酒に身を任せる日々を送っていた。
一方、ヘイは香港の億万長者チャウの一人娘スクツァンと幸せな新婚生活を送っていた。
そんなある日、チャウと執事が何者かに惨殺される。
その犯人は間もなく死体で発見され、事件は金品目当ての強盗殺人として解決するかにみえた。
だが、事件には不可解な点がいくつも残り、スクツァンはポンに協力を依頼。
そして調査を進めるうち、意外な人物が捜査線上に浮上する。。。
トニー・レオン ・・・・・・・・ラウ・チンヘイ
金城武 ・・・・・・・・・・・・・ポン
スー・チー ・・・・・・・・・・・フォン
シュー・ジンレイ ・・・・・・スクツァン
チャップマン・トー ・・・・・チョイ
ユエ・ホア ・・・・・・・・・・チェウ
ヴィンセント・ワン ・・・・・マン
エミー・ウォン ・・・・・・・・レイチェル
□HP http://drywhisky.com/index.html
(↓ 以下ネタばれあり)☆☆☆★★

「インファナル・アフェア」の雰囲気が好きなので期待していました。
序盤はダルくて「ダイ・ハード4.0」を観に行けば良かったかなと焦りましたが、
事件が起きてからグイグイ惹きこまれました。
“他人として生きる”というパターンだし、
殺害シーンにヘイを出しているし怪しい言動はしているので、犯人は意外な人物でも何でもありませんでした。
どう追い詰めるか、
どうしてこのようなことになってしまったのか、
ということなのでしょう、ポンが卓球ラケットを見て「!」となるシーンも衝撃ではなくて。

2003年の香港というとSARSや、レスリー・チャンやアニタ・ムイの死と暗いニュースが続いていました。
ポンはある日突然恋人を失うのですが、
5年付き合っている恋人と合わないと疑問を持っていたので自分が悪かったとも思っていたのでしょうか。。。
他の男の子を宿していたという裏切りもショックだったとは思います。
恋人の気持ちは表現されないのでわかりませんが、その男を見つけ自分なりの答えが出て癒されたのか。。。
フォンの存在もあったことでしょう。
スー・チーさんは「トランスポーター」以来でした。
ヘイは復讐のためにその対象の娘と結婚をして彼女の殺害も計画しますが失敗に終わり、
彼女が重体になってからは復讐対象から自分の家族として愛情があることにも気付きますが、
全てを知った彼女から拒否されたヘイは自らも死を選ぶという、なんとも悲劇的な一生でした。
生きることが、痛みだった=ポン
痛みに、生きていた=ヘイ
この対照的な二人の男の生き様がよく描かれていたように思います。


2007年7月7日(土)TOHOシネマズ流山おおたかの森

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