全二作になるなんて現場で知りました。ヒョェー
PartⅡは来年4月公開です、まだまだ先。
PartⅠ上映後にⅡの予告もありました。
PartⅠは11月1日(土)公開。
「パイレーツ・オブ・カリビアン」のスタッフと共に、
「M:1-2」でハリウッドでも名をあげたジョン・ウー監督が念願の「三国志」
もっとも有名な戦いだといわれている「赤壁の戦い」を描いています。
国の名前、人物名、など盛り沢山で長~~~い歴史だし覚えづらく三国志は知らないも同然でしたが、
彼が大好きでゲームをはじめ、横山光輝さんの「
三国志」等ズラリ本棚にいっぱい持っていたので、
そこから手をつけました。漫画なので理解しやすいの。フフフ
登場人物の多さに多少まごつきましたが、ストーリー展開が面白い。
戦につぐ戦なので多くの人たちが駒のように死傷したり、槍や刀などで死に様も残酷ではあるけれど。
日本でいえば弥生時代、中国の歴史はほんとうに長い。
で、映画キャストと見比べて見ると
まだ先に登場する人物が出ていたり、名前を変えて出ていたり、
盛り上げるためにでしょうか若干変えている部分もありましたが、とても見応えがありました。
年齢を意識してキャスティングしたという監督のこだわりも上手く表れていたように思います。
本編前にちょっとした解説があったり、しばらく登場した人物に名前が出てくるのも三国志初心者には優しい配慮でした。
ジョン・ウー映画に欠かせない白い鳩も効果的に登場。
中村獅童さんもインタビューでビックリしたと語っていた、
城を探してのロケかと思ったらジョン・ウーも私財を出してセットや、
大勢のエキストラを使っての合戦シーンは大迫力でした。感動。
八卦の陣の動きなどオリンピックの開会式を思い出しました。
あっという間の145分でした。
・Wiki 「
赤壁の戦い」
音楽は岩代太郎。
alanちゃんへの歌も岩代さんが作曲、その主題は映画でも効果的に流れるので、見終わった後もしばらく頭の中をメロディが流れていました。
24日(水)発売 「
レッドクリフ Part1 OST」
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<あらすじ> 西暦208年。
帝国を支配する曹操は、「天下統一」を掲げ、80万の大軍で、対抗勢力に襲いかかる。
標的となった劉備軍は、撤退が遅れ、敗走をよぎなくされる。
精強ながら、その軍勢わずか2万となり、窮地に追い込まれた劉備に、
軍師の孔明は、敵軍である孫権と同盟を結ぶことを進言。
ひとり孫権の許へ向かう。
孔明の同盟提案に戸惑う、若き皇帝孫権。
孔明は、孫権が兄と慕い、事実上のキーパーソンである司令官の周瑜に出会う。
始めは孔明に対し疑心暗鬼を抱く周瑜だが、その人柄に触れ、次第に信頼を覚えるようになる。
孔明もまた、周瑜のカリスマ性に惹かれ、遂に孫権軍と劉備軍は、同盟を結ぶ。
二人の姿に、同盟軍の心も、一つになっていく。
一方、80万の大軍で、決戦の地へと向かう曹操には、秘められたもうひとつの目的があった。
それは、絶世の美女と言われる周瑜の妻、小喬を我がものにすることだった。
80万の曹操軍に対する連合軍は、わずか5万。
圧倒的不利な状況を覆すため、連合軍は、勇気と結束を武器に、孔明の奇策にかけることを決める。
歴史に残る大激戦、"赤壁の戦い"の火蓋が切って落とされた。。。
トニー・レオン ・・・・・周瑜
金城武 ・・・・・・・・・諸葛亮孔明
チャン・フォンイー ・・曹操孟徳
チャン・チェン ・・・・・孫権
ヴィッキー・チャオ ・・尚香(孫権の妹)
フー・ジュン ・・・・・・趙雲
中村獅童 ・・・・・・・甘興
リン・チーリン(特別出演) ・・小喬(周瑜の妻)
ユン・ヨン ・・・・・・・・劉備玄徳
ホウ・ヨン ・・・・・・・・魯粛
バー・サンジャプ ・・関羽
ザン・ジンシェン ・・・張飛
ソン・ジア ・・・・・・・麗姫(踊り子)
トン・ダーウェイ ・・・孫叔材(兵士)
・・・・・・・蒋幹(周瑜の幼馴染)
・HP 「
http://redcliff.jp/index.html」
(↓ 注:以下ネタばれあり)☆☆☆☆★
なにぶんスクリーンが間近だったので、
字幕文字が大きいなーとか全体が見づらかったりもしたので、公開後またじっくり鑑賞したいです。
リン・チーリンさんは映画初出演だそうですが、しっとり色気ある小喬を演じていました。
ってか女優さんより顔が小さい トニー・レオンさんにビックリです。
チャン・チェンさんや金城武さんの澄んだ瞳も印象的だし、
中村獅童さんの突然やれといわれたというワイヤーアクションもバッチリでした。
(演じる甘興は、甘寧をモデルにした架空人物)
てっきり敵対する方の役だと思い込んでいたので、ぁ、孫権側じゃん~とホットしたのでした。ナハハ
曹操ぞっこんの小喬に似ているので寵愛を受けた(とはいえ身代わりを演じさせていて気の毒な女性)麗姫も架空の設定。
趙雲が冒頭から大活躍で、関羽と張飛にももっといい見せ場が欲しくなりました。
素晴らしい三人の武将と軍師を惹きつける魅力のある玄徳にももう少し良い所を。。。ま、難しいか。
漫画でですが赤壁まで読んでいたので、曹操が関羽を欲しがる理由もわかっているし、
あの川を真っ黒にそめるように進んできた曹操の水軍船の見せ場でもあり、
孔明が一夜にして矢を集めたり、風を読んだり、活躍がますます見られるPartⅡが楽しみです。
もう死んでいるはずの呂布も出てくるらしいし。。。
2008年10月2日(木)TOHOシネマズ六本木