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子供の出っ歯と治療

2012-09-07 15:20:14 | 日記
上の前歯が下の前歯より突出していて、意識しないと口を閉じることができないというのが共通した症状です。下の前歯が上の前歯の裏側の歯肉を咬んでしまい、痛みを訴えることもあります。一般的に出っ歯は受け口ほどには矯正治療を急ぐ必要はありませんが、それでも小学校3年生位には一度矯正の専門の先生に診てもらったほうが良いでしょう。

この時期の出っ歯の矯正治療では、いきなり前歯を中に入れるということはあまり行いません。この年齢層では、最終的な矯正治療の際により良い結果を得るための土台作りが矯正治療の中心になります。具体的には、奥歯を後方に移動して前歯を下げるための隙間を確保する、骨格的な改善を図る、などですが、より美しく治療するためにはとても重要なステップなのです。早く矯正治療を始めることで、大人になってから矯正治療を始める場合に比べて次のようなメリットがあります。

抜歯をせずに矯正治療できる可能性が高まる。出っ歯の程度にもよりますが、軽度~中程度の出っ歯であれば、早期に矯正治療を開始することで歯を抜かずに奥歯を後ろに動かすことで出っ歯を治す隙間を確保できることがあります。

骨格的な改善が見込める。骨格的な上顎前突の原因は、上顎が大きい場合よりも、下顎が小さいことに起因することの方が多いです。タイミング良く早期に矯正治療を開始することで下顎の成長発育を促すことができます。また、上顎が大きい場合には上顎の成長抑制を行います。

成人になってから矯正治療するよりも口元の突出感をより良く改善できる。奥歯をあらかじめ後ろに移動させておくことで、大人になってから治療するよりも口元の突出感のダイナミックな改善を計ることができます。

前歯にワイヤーの矯正装置を装着する期間が短くなることが多い。抜歯の矯正治療と非抜歯の矯正治療を比較すると、一般的に非抜歯の矯正治療の方がワイヤー装置装着期間は短期間で済む傾向があります。早期に矯正治療を開始し、抜歯治療を非抜歯の治療に変化させることで、前歯にワイヤーを装着している期間を短くすることが期待できます。

歯並びだけを見ると成人からの矯正治療でも十分にきれいにすることは可能なのですが、歯を抜かずに済んだり、顔貌のより良好な変化が期待できるなど、子供の頃から矯正治療することのメリットはとても多いのです。

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