あまごの前立腺癌全摘出 体験記

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前立腺癌  序章

2010-02-13 15:56:25 | 健康・病気

H21年11月19日、例年通り送られてくる検診票を持って、近くのホームドクターの所へ行く。

身長、もう1.5cmも縮んだなと思いつつ血圧、心電図と進み、事前に申し込んだPSA検査の分も含め採血も終了。本日の結果は血圧も120/80と良好で異常なし。

平成21年12月2日、結果を聞きにホームドクターの元へ行く。血液検査、検便の潜血反応も異常なし。最後にPSA:4.64と言われた。 一応PSA4.0~10未満は前立腺癌のグレーゾ-ンなので、紹介するから専門医へ行くようにと、病院および日程指定で紹介状を頂いて帰ってきた。

帰宅後古い検査記録を探すと、H17年が2.16、H19年が2.66と2件のデーターが見つかった。やはり従来の上昇に比べると幅が大きいなと思い、指定されたS市の中核病院へ行った。

H21年12月7日 中核S病院泌尿器科を訪問、紹介状を見た先生は超音波診断、触診、そして採血を行った。結果血液検査はPSA4.7と変わりなく、前立腺はカルシウム沈着が認められ、やや大きい、と診断された。そしてPSA値は炎症でも上昇するので、抗炎症剤、および尿の出をよくする薬を30日分処方された。

H22年1月5日 薬の服用が終了しS病院泌尿器科へ。血液検査の結果はPSA4.36とやや下がっただけであった。そして癌の可能性もあるので生検を行いましょうと、そして1泊の検査入院1/28日が決定した。

H22年1月28日 朝9時に泌尿器科窓口へ、そして病棟へつれられていく。そして数時間後外来へ。肛門から超音波で確認しながら、穿刺するのだが、指先から採血する時のパチンと刺す道具のもっと大きなものなのだろう「バスーン」という感じの音がした。合計6回刺され6箇所のサンプルがとられた。

入院の理由は、刺した傷から腸の方や尿道側へ出血したり或いは腸壁から菌が進入し熱が出たりすることも稀にあるので、念のために入院との事の様である。

平成22年2月4日 生検の結果を聞きに行く

  結果  6サンプル中1サンプルに癌細胞がある。約30%  グリーソン数:3+3      全体の7%相当が癌らしい。 ある程度覚悟して行ったが先生の説明を聞いても意味がよく分からない。幸い義理の甥が泌尿器科医であったことから、彼の説明、意見を聞くべく検査報告書のコピーを頂いて帰ることとした。そして次の段階、治療法を考えるための検査入院が2月8日に決定した。検査目的は骨への転移が起こりやすいとの事で、骨シンチグラム、MRI、CT撮影で、病巣の状態、大きさ、転移の有無を見ることとなった。  

平成22年2月8日

 入院したのは、骨シンチとCTは予約があったがMRI等の撮影は、外来、入院患者よりの件数が多く、時間を予約しておくことが困難な状況にあるから合間に入れることで入院らしい。又、骨シンチは造影剤を注射するがまれに具合が悪くなる人もいるとのこともあるようである。

無事終了翌日昼に帰宅。結果は2月11日に聞くこととなった。

平成22年2月11日  休日であったが15時より担当医と面談し、説明を詳細に受けた。結果としては 1.骨への転移およびその他臓器への転移も無く問題は無い。  2.前立腺被膜の形がやや歪であり被膜への侵襲の可能性がある。との判断であった。

医師の説明はその後、治療方法に及んだ。対処法は下記のとおり。、

 1.手術; 従来法、腹腔鏡・小切開法、腹腔鏡法

 2.放射線   3.ホルモン療法  4.待機(療法)  を提起されメリットとデメリットについても話してくださった。又該病院では放射線療法は機械が老朽化したため撤去し1年後くらいでないと新設備は可能性が無いこと、腹腔鏡小切開法はM大付属病院で出来る事の説明があった。 そして私個人がどうしたいか、結論を2月18日に報告することとなった。                                 

           


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