二種の壁掛け時計本体とムーブメント4種類を色々組み合わせてみた。
けれど、「帯に短し、襷に長し」
軸が短くて、盤面に届かない。
時針、分針が短すぎる。長過ぎる
針穴と軸の径が合わない。
etc
と思うようにいかない。
それでも、何とか
壁時計の一つは新たなムーブメントとその付属針に変えて静音化した。
もう一つはデザインを優先し、元に戻した。
電波時計計画は頓挫したままだった。
購入済みの電波ムーブメントが合わないのならと、
廉価品の電波時計を購入し、ムーブメントを取り出して、再利用しようとしたが、上手くいかなかった。
既に入手済みの電波式ムーブメントを無駄にしたくない。
探し出したのが
イタリア製置時計
材は桜材、装飾の金属は銅製?
ずっしりと重い。
ほとんど同じ外観の「ふりこ式機械時計」を見たことがある。
振り子が止まる度に、文字盤カバーのガラス扉を開け、ネジを巻く必要があった。
動作音は大きく、正確性は欠けた。インテリア重視の置き時計でした。
文字盤カバーを開けると
陶製?文字盤
ネジ巻き用の穴がない。
時計の裏蓋が開けると、ムーブメントが見ることができる。
案の定と言うべきか
電池式
所謂、クオーツムーブメントです。
秒針を刻むカチカチ音が煩いので、電池は外したままでした。
取り外したムーブメント と 針
時針、分針はプラスチック製でチープな印象。秒針はアルミ製。
購入済みの電波式ムーブメント
付属針は全てアルミ製。
ムーブメントを取り替えた。
新ムーブメント取り付け後
文字盤の厚さに対し、軸長が少し長かったのでスペーサーを挟んだ。
電池の上に見える白いピンはムーブメント制御用のストップピン。
元針を使うことも検討しましたが、結局、付属品のアルミ製の付属針を使うことにしました。
当然ながら軸と針穴はピッタリでした。
針の長さも丁度良い。後付け感はありません。
三針を12時0分0秒の位置に合わせて取り付け、ストップピンを外すと、電波を受信し針が動き出した。
取り付け約6時間後の様子
デジタル式電波時計と比較しましたが合っていました。
動作音は全くしません。
秒針は深夜は止まる。
元時計の秒針は赤色です。一種のアクセントになっていた。
交換した秒針は黒色。赤に塗り替えるか検討中。