スピーカーユニットの制動力はアンプのダンピングファクターだけで決まるのではない。
スピーカーユニットのマグネットでも変わるのです。
クリプトン社渡邉氏のこだわり
アルニコは合金(金属)、フェライトはセラミック。全く違う物質です。振動板からの逆起電力をショートできるか否かなのです。
「励磁型スピーカー」(鉄心電磁石)の良さ(抜けの良さ、軽やかさ)はここにあるのかもしれません。
残念ながら、現行品アルニコマグネット製スピーカーユニット製品は高価です。
フォステクス社 16cmウーハー・スピーカー・ユニット「W160A-HR」
217,800円(税込)(受注生産:最低3カ月)
希少金属コバルトを使っている。原料費が高いと言うこともありますが、需要が少なく大量生産ができないからでしょう。
現行品では、ジェンセンがリーズナブルと思います。楽器用のスピーカーユニットとして使っている。それなりの数を作っているので、オーディオ専業メーカーより安く出来るのだと思います。
シングルコーンフルレンジとして山荘で使用中。
(後日談)
自分が愛用して来た メインスピーカーユニット
① 旧 JBL 2220A 375 2405
② 現 ALTEC 604−8H
全て アルニコ磁石です。
① スピーカーユニットを能率優先で選びました。未だアルニコ磁石時代でしたが、その後、フェライトに換装されて新製品が出ても交換しませんでした。
② 既にALTECの全盛時は過ぎていましたが、他社からフェライト仕様も出ていました。選んだのアルニコ仕様でした。
アルニコ磁石の持つスッキリ感と軽やかさに惹かれていたのかもしれません。