⚪コンセプト
オーディオは仮想現実世界。日常とは別の異空間にしたい。
部屋は厚手の遮光カーテンを降ろしたままにしている。昼でも薄暗い。
天井灯はあるが、聴く時はスポットライトの間接照明だけ。
他の部屋ではオーディオ製品は目立たぬことを最優先していますが、
機能美溢れるオーディオ製品もある。ここでは敢えてスポットライトを当てている。
絵画・小物類は脇役。オーディオスペースに相応しいものを揃えました。
椅子席からの全景（前景） （天井灯点灯）
部屋入り口からの様子（天井灯点灯）
ここは作業スペースでもある。天井灯は明るさを最優先し１８畳用に交換済み。
聴く時は消し、スポットライト照明です。
浮かび上がるジャン・ジェンセンの版画 （天井灯消灯）
部屋入り口付近
スポットライトの光は目に入らないように工夫しています。
この部屋のマスコットは「５人のピエロ（蝋人形）」 （天井灯 点灯）
シャンパンゴールドのカナダ製管球プリアンプは置台と化している。
（足元ライト 点灯） （天井灯 消灯）
テーブル （天井灯消灯）
今夜はバーボン？
実際はもっと暗い。周囲の状況が分かるように画像は露出補正しました。
猫？
猫？
猫たちの後ろにスポットライトがあります。
◎オーディオ機器の選択。
性能・機能の優先に加えて、見栄えを重視しています。
機能美は製作者の余裕から生まれる。
CDトランスポート KRELL MD1
機能優先。それでいて、見事なまでに削ぎ落とされたデザインは秀逸です。
フィリップス製MD-3（アルミダイキャスト製スイングアームメカ）を敢えて露出させて、主役に抜擢している。フィリップス、クレルの懐の深さを感じます。
日本でも負けないものがあります。
LPレコードプレイヤーシステム LUXMAN PD350 + SAEC WE-407/23
これら二つの機種は特等席に座っています。
牛革貼りプリアンプ
真空管アンプは発熱が多い。アルミシャーシーを断熱材の牛革で覆うのは放熱を良くない。発熱体である真空管、電源部を外に出したから出来たのでしょう。
軽井沢彫（拭き漆）・牛革貼りパワーアンプ
シャーシーはアルミ製。電源部とアンプ部のシャーシーがドッキングされて一つになっている。前方が電源部、後方がアンプ部です。前から見える箇所は牛革貼り。前段が青色、後段は茶色に色分けされて、アクセントが付けられています。
電源部のシャーシーの側方には放熱用多孔チムニーがあるが、軽井沢彫（拭き漆）で隠している。アンプ部の側方は放熱用の巨大なアルミ製のフィン（羽）付いています。
プリアンプ、パワーアンプは共にコストを度外視しています。自分用だから出来たのでしょう。
その後、友人はオーディオメーカーを立ち上げました。
目立たぬように ひっそりと
左側：レコードジャケット 右側：カバー覆いされたiMac
これらは目隠しアイテムも兼ねています。
左：ESOTERIC P0（電源部は別個体） 右： KRELL KRC2 等
ESOTERIC P0：KRELL MD1が求めた方向と真逆な方向を求めた機種です。
CDトランスポートの技術開発の基礎技術を得るために作られた実験機要素が強い原器的な存在です。
CDの状態（情報）を読み取り、自動調整する。レーザー読み取り焦点距離の手動調整可能。使用者の技能が試される機種です。
メカ音が大きい。数度のメーカー調整に関わらず大きな改善はなかった。
今は出番が少なくなり、お蔵入り状態です。
オーディオラック？
オーディオラックとして使っているのはウオールナット＆胡桃材の無垢材を使った「飾り棚」と「机」。
オーディオ専用品と比べると、寸法が足りず、強度も不足気味ですが、その佇まいの美しさに惹かれ、オーディオ用として購入した品。
