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デジタルイコライザーによる音場補正効果

音響的に見て、部屋にはそれぞれ特有の癖があります。
スピーカーから耳に届く音は、スピーカーからの直接音だけではなく、床・壁・天井からの反射音が加わります。それぞれを構成する材質・強度で違う。同じ大きさの部屋でも洋室と和室では全く違うことになります。それに加えて、スピーカーの配置(床、壁・天井からの距離)、試聴位置で異なります。
正方形の部屋が一番悪い。左右の壁から同じ距離に置くのは良くないのです。でも、見栄えも重要。アンバランス配置は視覚的に好ましいものではありません。
オーディオしているガラクタ部屋は変形の洋室8畳。寝室は真四角の洋室8畳。スピーカーの配置は両壁からほぼ等距離です。
部屋の角に低音域の溜まりが出来るという。目立たぬように吸音材を入れました。
理屈上から見て、周波数の凸凹は大きい。実際にスイープを出してもそうです。
それを解決するのが電気的に、つまり、スピーカーに送る電力を調整すれば良い。
低域から高域に掛けて、スピーカーから音を出して、そのピーク・ディップを電気的に調整することが出来るのがデジタルイコライザーです。寝室ではやっています。
ところが、その効果が実際に聴いてハッキリ分かるかと言えば、スイープ音では改善はわかるものの、音楽を聴いている時にはそれほどハッキリ認識できません。ダメ耳のようです。
デジタル補正はデジタル。音源はデジタル音源で仕方ないとしても、アンプは真空管増幅に拘っている。デジタル補正は出力の小さい真空管アンプに過負荷を与える可能性がある。今は外しています。
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