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LPレコードの音を悪くする機械的な原因 偏心ブレ 縦ブレ

DSオーディオ紹介のユーチューブを観ている。
DSオーディオと言えば光カートリッジ。

LPレコードに刻まれて音信号を針が拾う仕組み。
レコードに機械的刻まれた溝をカートリッジの針先で辿り、その振幅をカンチレバーを通して反対に配置されたマグネット(周囲はコイル)、コイル(周囲は磁石)に伝えて、マグネットとコイルの相対位置の変化で発電するのがMM カートリッジ、MCカートリッジ。溝の振幅エネルギーを拡大する。
対して、カンチレーバーの板と隙間にLEDライトを当て、その明暗の差、時間的な間隔をLED受光機で感知する。溝の振幅エネルギーを変換したものではない。

光カートリッジの利点
MCカートリッジの利点は発電部コイルを利用することでマグネットと比べて、質量は格段に小さくできること。レコード溝への追従性に優れ、応答性が良いと考えられる。
その一方、コイル巻き数を増やせば、発電量は多くなるが、震動部質量の増加となり、
MCカートリッジの利点を失うことになる。
その点、光カートリッジの場合、振動子は薄い一枚に板、非常に軽くできる。LEDライトの光出力、受光感度は容易に調整できる。応答性は非常に優れていると考えられる。

光カートリッジの発想は50年以上前にあった。(東芝、オーレックスだったか。)
温故知新
コンデンサーカートリッジと言うのもあった。

以上は本題の前段です。

DSオーディオは LPレコードの偏心に着目し、ターンテーブルに乗せるスタビライザーに偏心修正機能を設けた。
この偏心修正機能を付けたLPプレイヤーは40年以上も前にあった。ナカミチのドラゴン。

でも、待てよ! 
偏心修正だけでは片手落ちじゃないか?
横の偏心は修正できても、縦方向の歪みはどうする。LPレコードを高温環境(車中におきぱなし)はワカメ状になる。そうでないにしても、真っ平なLPレコードはない。
カートリッジは上下に振られている。カートリッジにかなりのストレスが掛かっている筈。出来るだけ、真っ平な LPレコードを使うべきでしょう。重量級LPレコードは撓みが少ないでしょう。その意味では音が良いかもしれない。
自分はLPレコードの撓みを矯正する吸着式システム付きのLPレコードプレイヤーを使っている。

待てよ! 
LPレコード吸着システムでは、レコードの最内周のパッキンと最外周パッキンの上にLPレコードは載せられる。つまり、吸着される前はフリー状態。
真円になる状態で吸着すれば良いことになる。真円状態の確認をどう検出するかが課題。動作状態のカートリッジのブレを簡単に計測する方法はないのだろうか。

CDについても偏心ブレ、縦ブレの問題を抱えている。
CDシステムでは修正機能を持つ製品があった。
ESOTERIC P-0 (s)  生産終了品。
CDの偏心を感知して横ブレを修正、VRDSメカでガッチリ押さえ付けて縦ブレを抑えている。
レーザー光の焦点距離を調整し、ビット信号を正確に読み取ろうとしている。
アナログ的思考が強い。データをメモリー領域に読み込んで、前後のデータからエラーを補正すると言う発想とはまるで違う。
今の高級CDプレイヤーはやっているだろうか。

纏まらぬまま・・・・
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