写真展巡り060910

　残暑に身を焦がすべく先週に引き続きチャリで、こんどは渋谷目黒方面。

◆加藤法久プリントワークショップ／ＳＡＢＡＤＯ vol.8／Gallery LE DECO
　プリント教室の展示だけあって、どれも丁寧な仕上げの見やすいプリント。むしろオーソドックスに徹していて、変化に乏しくすら感じてしまうのはわがままか。面々が使っている印画紙がそろっているせいかも。鈴木則裕のポートフォリオにあった街頭を歩く二人連れの少女のスナップに目を奪われた。
◆青山学院大学写真研究部学外展2006／Gallery LE DECO
　水張りに縁テープの木パネルが並んでいた。懐かしい！。みな一様にややハイコントラストで黒に寄ったプリントが学生っぽくてほのぼの。そんな中、アフリカ？のカラー作品の眩しい光が異彩を放っていた。今はデジタルのおかげでカラープリントが手軽に楽しめる。学校の写真部もかなり様変わりしてきているんだろう。

　目黒駅東口はサンマの大行列、西口は御輿の集団に半ばまみれながら、新装なったギャラリーコスモスへ、のつもりが寄生虫館まで来てしまった。10年以上ぶりに見学。相変わらずコワイもの見たさの若い女の子やカップルで盛況。ミュージアムグッズコーナーができていたのに驚いた。それにも増して、サナダムシ柄のＴシャツに愕然。こんなの着てちゃメシ屋に入れんだろう。
　で、ちょっと探したものの、神社の脇にコスモス発見。でも何かワークショップみたいなのをやってて入り難し。またこんどにして、暑いのでもう帰ることに。目黒川も異臭放ちまくりだったが、中目付近でギャラリー発見。

◆６人展 対／CASPER'S GALLERY
　整然としてきれいな展示。さらっとした上手いプリント群に混ざって、なかなか効果的な覆い焼きの作品にちょっと感心。そうそう、だだっ広い河原の風景って、なんかこういじりたくなるときがあるね。