ハバクク書
(ハバクク2:4)
「正しい人はその信仰によって生きる。」
○
(ハバクク2:14)
「まことに,
水が海をおおうように,
地は,
主の栄光を知ることで満たされる。」
ハバククは,
カルデヤ人のユダへの侵入と
カルデヤ人の滅亡を預言します。
この預言は前625-606年の期間にであり,
エホヤキム治世の初期,
607年頃のことです。
カルデヤ人(パピロニヤ人)は
東方を席巻しつつありましたが
(ハバクク1:6),
ユダにはまだ達していませんでした。
(ハバクク3:16)
○
(ハバクク1:6)
「見よ。
わたしはカルデヤ人を起こす。
強暴で激しい国民だ。
これは,
自分のものでない住まいを占領しようと,
地を広く行き巡る。」
(ハバクク3:16)
「私は聞き,私のはらわたはわななき,
私のくちびるはその音のために震える。
腐れは私の骨のうちに入り,
私の足もとはぐらつく。
私たちを攻める民に
襲いかかる悩みの日を,
私は静かに待とう。」
パウロの手紙に次の言葉があります。
(ローマ1:17 口語訳)
「神の義は,その福音の中に啓示され,
信仰に始まり信仰に至らせる。
これは,
『信仰による義人は生きる』
と書いてあるとおりである。」
「信仰による義人は生きる」は,
「正しい人は信仰によって生きるのである」
(フランシスコ会訳)という訳があります。
2015. 11. 06