新潟市は大風のお正月になりました。あけましておめでとうございます。
山間部は今年も雪が積もっていることでしょう。
20年位前、新潟県の魚沼市小出に住んでいた頃に、連日の雪かきにぎっくり腰をやった時がありました。
それからというもの、コルセットをすると、「すごく楽」だということに気がついて、今でも特に冬はコルセットが手放せないでいます。
大晦日など長時間立ち仕事をする時とか、ずっと座っていなくちゃいけないとか、長距離の移動の車内、重い荷物を持つ時など、これがあるととても楽です。
マジックテープで固定するときの安心感といったら、王子様が白馬から降りて支えてくれるようなもんであります。
それで、その20年くらい前、小出のスキー場近くに かたっくりという立ち寄り温泉があって、よく通ったものでした。
女湯の脱衣所は、子どもの世話をしたり、愚痴を漏らしたり、世間話をしたり、なかなかにぎやかなのですが、
冬、深々と雪が降り積るころ、そこに盛大に響く音があります。
「バリ、ビリリッ、ビリビリ」「バリバリッ」。
コルセット着用率50パーセントではないかと思うほど、あちこちでコルセットのあの巨大なマジックテープをはがす音が聞こえてくるのです。
毎日の労働で、やはりみんな手放せないのでしょう。色っぽさになど関係のない「バリ・ビリリッ」。
これからが冬本番。ボランティアに出かける時も、足もとに不安なことが増えてきます。
それでもコルセットを巻いて、出かけていくことになりそうです。