ひとり親家庭への配慮

朝学習などで、集団相手に読み聞かせるとき、親子関係や家庭のことを扱った紙芝居や絵本の扱いをどうするか、迷うことがあると思います。
ひとり親家庭の子どもがいるとか、そこまで知らない場合もあるでしょう。
そういう状況で、親子の愛情をつづった絵本を見せて、辛い思いをさせるのではないか。
私もかつて迷いました。親子だけでなく、兄弟がいない場合もありますし、うらやましがらせるのではないか、とかね。

こんなことが参考になるかどうかわかりませんが、こんなことがありました。
かみしばいクラブは、一時期、市内の養護施設に実演訪問に行っていたことがあるのです。
最初に、園長先生と面談をしたのですが、私どもの疑問として
「親子関係の紙芝居はやっていいものかどうか」と、お尋ねしました。
すると、園長先生は、気軽な感じで
「まったく構いませんよ。親子とはそういうものかと知らせる機会にもなりますしね」
とおっしゃいました。
それで、こちらも気にすることもなく、訪問の頻度も少なかったのですが、他と変わりなくやりました。

やる人がどう思うかどうかが第一でしょうが、
その辺はあんまり気にすることもないように、私も思います。



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