『ストーリーテリング入門』

『ストーリーテリング入門』マーガレット・リード・マクドナルド/著 末吉正子・由香理/訳 (一声社)



新潟かみしばいクラブは「紙芝居はストーリーテリングだ」と説明して図書館で活動しています。文字を見ないでそらで語ることは、まだできないのです。朗読の形のようにやっていますが、文を直したりすることで少しづつ自分のものになっていきます。
 見ながら語るのも、「あれなら誰でもできる」という意味で、敷居が低くていいかもしれない。

本をもう返してしまったのであれこれ書けないのですが、読んでいて、落ち着くところに落ち着いたというような安心感がありました。

語りの研究団体として、「語り手たちの会」「全日本語りネットワーク」「日本民話の会」「東京子ども図書館」と4つあげられていたのは、ほんとうに良かったです。

明治時代に外国の「おはなしのやり方」みたいな翻訳書があったこと、水田光さんの「お話の実際」だったかな、本もあったこと。そしてこの本があって、他の本もある。情報を隠す人はいつの世もいるのだから、せっせと新しい情報をアピールするのが一番良いんだろうかなー、と思います。
東京子ども図書館はこの本を新着図書にするかどうか、興味を持って見ていようと思います。
それから、長岡の図書館にもあるから、この前の講座を受けた方にも参考になりますね。
ストーリーテリング講座→ 昔話研究→ 昔話大学→ ほんとの昔話じゃないと語れないよ・・という循環が起こります。「昔話大学を受けない人に昔語りする資格はないのよ」という声も聞こえてきました。


坂井輪図書館の子ども向け昔話コーナーには、現代の伝説も並ぶようになった。トイレの花子さんのようなものもある。少しづつ前に進んでいるのが感じられる。
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