実演記録42 おはなしのじかん

実際に、聞き手選書はどのようにやるのか記録します。
今日はほんぽーとで かみしばいのおはなしのじかん をやりました。
3人の当番をあててありますが、当日急に1名欠席で、2名でやることになりました。
1週間前に当番3名がそれぞれ希望紙芝居を3~4巻、チーフ(今回は私)に届け出て、チーフがリストを作り、ほんぽーとに届けますと、ほんぽーとがその複本を用意します。今回は10巻のリストに対して、1巻は貸し出し中(自分が借りている1巻しか在庫がない)なので9巻の複本があり、欠席者の分は読み手2人のうち誰かが緊急に読むことになります。「いっしょによもうよとしょかんのほん」で、いきなり初見で読むことに慣れているので、緊急時は確実にやることを頭にいれてやります。多少のミスでも動じないような訓練にもなります。

時間前に、舞台のセットをします。今回は、ほんぽーとキャラクターの「るーぽん」のぬいぐるみ(150センチ位ある)を使って、るーぽんが紙芝居をやっているように操作してみようと思っていましたので、るーぽんを舞台の横にセットしておきました。幕紙は会員Aさんの手描きの、羽つきの絵の幕紙です。白い紙に照明が当たって絵がきれいに映えていました。
 舞台の前に、10巻の紙芝居を並べて置きます。

 開始時間前から数組の親子が部屋に入りましたので、「好きなのを選んでね」というと、子どもたちはたいてい喜んで決めてくれます。小学生位の女の子がカーテンを指して「これ閉めるんだよね」といいましたが、「あのね、あけてやるからね」といいました。
 
リクエストをもらったのは
『いたずらぎつね』桜井信夫/脚本 藤本四郎/絵(童心社)
『ワンワンワン』とよたかずひこ/作(童心社)
『にんじんさんだいこんさんごぼうさん』川崎大治/脚本 瀬名恵子/絵(童心社)
『へっこきよめさま』水谷章三/脚本 藤田勝治/絵(童心社)
『アンパンマンとショウガナイさん』やなせたかし/作(フレーベル館) でした。
最初は3巻のリクエストがあり、他2巻は途中で別の子どもが選んで追加したものです。

まず、チーフが挨拶をして、拍子木をたたいてはじめます。
①『いたずらぎつね』(会員Aさん)
・子どもに拍子木をたたいてもらい
②『ワンワンワン』(るーぽん)(石倉操作)
るーぽんを演じ手の椅子に座らせて。「ワンワンワン」にあわせてるーぽんの手をふりふり、からだを動かして、人形劇のようにしてみました。どやどやと、お客様が増えたように見えました。
・子ども拍子木
③『にんじんさんだいこんさんごぼうさん』(会員Aさん)(会員Bさんがやる予定だった)

・手遊び♪一と五でたこ焼き食べて~(石倉)

④『アンパンマンとショウガナイさん』(るーぽん)(石倉操作) やり方・・・セリフ部分はそのまま。ト書き部分を~~だって、というふうに言い換えながら、るーぽんを先ほどのように操作しました。
・子ども拍子木
⑤『へっこきよめさま』(会員Aさん)(会員Bさんがやる予定だった)
ちょうど30分の時間がきましたが、へっこきよめをやっている最中に部屋に入ってきた親子づれがいたので時間延長。短い紙芝居3つだけその場に残して見せて、「やってほしいのある?」とその親子にリクエストをしてもらいました。そして

⑥『かめくんファイト』宮崎二美枝/脚本 やべみつのり/絵(童心社)(会員Aさん)

以上、子ども19 大人16 ボランティア2の 合計37人でした。
るーぽんを動かしたのはどうだったかとAさんに聞いたら、いきなり自分が読むことになった紙芝居の下読みをせっせとしていたので、見ていなかったとのこと。どうも、強引ですいません。2人とも大汗の35分でした。


 

 

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