気まぐれ かもさんが行く。

自閉症の娘の記録…だったはず笑

バリバラ~発達障害者の就労~

2016-10-08 10:31:36 | 自閉症・発達障害 講演会・TV番組
9月16日ETVで再放送されたものを、今朝観ました。

あやりんも来年には大学3年、就活も随分身近な話題になってきました。

メインゲストは栗原類(ADD・注意欠陥障害)さん。




まず、発達障害を大まかに分けてみると

不注意でのミスが多く、じっとしていることが苦手なADHD

こだわりが強く、他人とのコミュニケーションが苦手な自閉症スペクトラム

読み書き計算、特定の事が極端に苦手な学習障害

ざっくり分けるとこうなるのですが、複数の障害を併せ持つ事が多いですよね。

あやりんは、全部かなぁ

・掃除、片づけが苦手

・他人とのコミュニケーションが苦手

・極端に数学が苦手 

あははははこうなっちゃうよね~。。。この前も寮の部屋が汚かったから一緒に片づけたもん。


で、就労に向けての訓練所と、実際に発達障害者を雇用している事業所を紹介されていました。

訓練所では、雑談の訓練や一般企業での経験がある方を仮想上司にして実践訓練もしていました。

普通の企業でも通じるな、と思ったのが報・連・相のクセをつけるということ・・・報告・連絡・相談、略してほうれんそう

結構できてない若い人、多いんですよね・・・。←昔それで部下に苦しめられた経験アリ

発達障害の人って、優先順位をつけられないタイプが多く、結局それを自分で抱え込んで取り返しのつかないミスを起こしてしまうとか、ね。

聞いて何を言われるかわからないわからないから聞けなくなる・・・という悪循環。

この訓練で【ほうれんそう】のクセをつける、と言うことができますよね。


実際に神戸の会社が紹介されていました。

毎月、社員全員に個人面談を行い、個人個人の個性を把握。

苦手なことに配慮しつつ、スモールステップで作業の難度を上げていました。

モデルになった女性は、電話が苦手、と言うことでしたが・・・4年をかけて、今では社長の電話のみ取り次ぐ所までできていました。

社長への電話は、ほぼ取引先からの電話で想定外の話がなく、戸惑うこともないから安心ですね。。。

こういった会社は少数派でしょうが、少しずつ増えるといいなぁ


もう御一方のゲストさんが言われていたのが

仕事をしていく上で、発達障害は見た目ではわかりにくい上に「何ができて、何ができないのか」わからない(自分でもわかっていない)ので、予測ができない。

そうですよね~・・・実際に働いてみないと何とも言えません。

その前に、働かせてくれる企業があるかどうか。。。法律が変わっても、根っこの部分は変わらないです。

うちは診断はついていますが、それだけ。

手帳を持っている訳でもないので、私たち亡き後も将来は自力で歩まないといけません。

なので、生活スキル・対人スキルは鍛えてきたつもり


就活の時に、障害名を言うか・言わないか。

そのあたりが気になるところではありますが・・・その前に告知していないという現実。

ま~、おおよそ本人はわかっているとは思いますが、どうなんだろう。。。

コメントを投稿