1月の終わりに、父が入院してしまいました。
幸いにも重篤ではなかったのですが…(年齢から考えると、安易に考えるのはダメですが
)やはり熱が出るとこのご時世、なかなか大変です。
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ことの起こりは訪問看護ステーションからの電話でした。
「今朝訪問いたしましたところ、37.9度の熱がありました。直近1週間で、県外の方と接触とかありましたか?」
「いや、全然。直近1週間でうち(実家)に出入りしたのは、私と訪問看護さんだけです。お出かけは、認知症の事でお世話になってるI医院とその帰りの買い物だけです。ちなみにどちらも30分もかかっていません。」
実はその前日、珍しく自分からお風呂に入ると言って入浴していたのです
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それがいけなかったのか…?
夕方、電話を入れてみると36.3度まで落ちていたので少し安心。
次の日、私が休みを取っていたこともあり、朝車を飛ばして実家へ行くと、そこにはファンヒーターの前に陣取りTVを観ている父の姿がありました。
すぐさま熱を計ると37.9度…ファンヒーターの前に居たからか服の中にも熱が篭っている感じだったので、少し時間を空けて再び計測。
…36.9度…
微妙だ、微妙すぎる!
訪問看護ステーションに電話して現状報告。
熱が出てしまう=肺炎を起こしているかもしれない。オミクロン株が流行している今、もしそうであれば感染を広げてしまう可能性もあり、そうなるとこちらに訪問するのが難しくなる。診察と抗原検査もしくはPCR検査を受けてほしいとの事でした。
そりゃそうだ。
ちょうど、抗原検査キットが底をつくニュースをやっていたので、兎にも角にも急いでまずは、かかりつけの総合病院に電話。
受付の方「申し訳ありません、診察は午前中なので、今の時間ですと救急外来に回しますね。」
救急外来看護師さん「(熱・身体の状態・行動歴・訪問看護さんの所見を聞いた後)すみません、平日の先生がいらっしゃる時間帯で診察を受けてもらえますか?こちらは救急なんで、今の状態では検査できません」
バッサリやな…
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ま、時期が時期だけに仕方ない。
ここの市は新規感染者が少ないんだけどなー。
キットがないんかなー…
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そして、ダメ元でI医院に電話。
先ほどと同じく熱・身体の状態・行動歴・訪問看護さんの所見を伝えると、折り返し電話しますとの事。
その間に父に食事を摂らせて、着替えさせてすぐ出発できる準備をしておきました。
やがて電話が…!
「午後3時に駐車場に来てください、先生が車まで行って検査するそうです。」
ドライブスルー方式っすね
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車で待っていると、先生が検査キットを持ってやって来て
「お待たせしましたね〜、鼻に綿棒入れるからね〜」
そして両方の鼻に綿棒がズボッと突っ込まれ
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「15分後にわかるからね〜、待っててね〜」
と、にこやかに先生は去っていった…。
待つ事15分
「陰性でしたよ〜。ついでにインフルエンザも検査したけど、こっちも陰性ね〜。病院の中で待っててね〜」
おぉ、先生インフルエンザの検査までしてくれたのね
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(ちなみに先生は男性です。物腰が柔らかく、話しやすいのですが、看護師さんたちがベテラン揃いで怖い…)
朝熱が出て昼下がるを繰り返しているので、肺のレントゲンとCTを撮りました。
すると、白いモヤが両方の肺にかかっているではないですか
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去年の10月に撮ったレントゲンと比べても一目瞭然
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こちらは老健施設も運営されているので、介護保険を使っているのであれば、ショートステイという形で入居し点滴などの治療ができると。
しかし…うちは訪問看護をお願いする時に
ソーシャルワーカーさんに、どう考えても介護認定は要支援1になるかならないかだったので、それならば健康保険でお願いした方がいいとアドバイスされそのまんま…。
まぁ、先日シュミレーションしてみたら要支援2の判定でした。
大して変わらないんじゃないかな…。
この日はとりあえず点滴をして、薬を出してもらい帰りました。
訪問看護ステーションにも経緯を報告すると、高齢者の肺炎は侮れない、お父様は早く見つかってよかったと言われていました。
次の日は休日だったので、再び点滴をする為にI医院へ。
すると、病棟フロアに1床空きが出たので入院しましょう、と提案されました。
父は最初迷っていましたが(自由気ままにできないからね笑)こちらからゴリ押し。
私も仕事があるし、弟もそう。
ちゃんと自分で薬の管理ができて、ご飯も食べることができるのならともかく、好きな時に起きて薬は面倒くさいといって飲まないことか多く、最近は宅配弁当も取り忘れる始末。
そんなこんなをひっくるめて考えると
入院一択
それしか浮かんでこない
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そこからは父を病院に預け、怒涛の入院準備!
面会はできないけれど、それよりも何よりも安心感の方が勝った。
手続きが全部済んだ後、院長先生から説明があり
病名は急性肺炎、2〜3週間の安静加療
父よ、しっかり治してね
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ありがとうございます😭
持病に糖尿病もあるので、早く見つかって本当に良かったです。