精神と物質

精神生活と物質生活のバランス

『超先進国 日本』~日本政治の診断書

2013年05月22日 20時19分12秒 | コンサバ
日本に英米コンサバティズムの実像を唯一正しく紹介した功労者である希有な知識人、中川八洋氏の業績は、本来もっと高く評価されるべきと思うが、この本は氏が一連の保守主義系の書籍を出す以前の78年頃の作品。
よって保守主義や左翼思想(共産主義、社会主義)に対する現在のような見解には至っていないもの、歴史的な『日本の政治』の本来的な質の高さを鋭く捉え、欧米以上の民主主義や福祉を欧米の遥か前から実現していたと指摘。ただ欧米が優れていたのは変革のスピードと論理かの能力であると分析。
現在の日本の惨状への辛辣な批判がまったくない、中川氏らしからぬところに肩すかしを喰らったが、この本のような認識が前提にあるからこそ、英米コンサバティズムに対する評価もまたなし得た、ということを確認できたのは我が意を得たりだった。




超先進国日本―日本政治の診断書 (1980年)

Bop

2013年05月22日 00時12分39秒 | Electronica
久々にBopを聞く。落ち着く。
https://itunes.apple.com/jp/album/clear-your-mind/id320415505

検索してみてもロシア発ということくらいしかわからない。あとドラムンベース・レーベル「HOSPITAL」傘下に位置するホーム・レーベル「MED SCHOOL」からというのと、ダブステップ~エレクトロニカ~音響の要素を絶妙のバランスで融合させた繊細なディープ・エレクトロニック・ミュージックというくらいか。ディープ・エレクトロニック・ミュージックという表現は確かに、という感じだ。

Bopがどういう意味かわからないが、まさかベイス・オブ・ザ・ピラミッドじゃないよね。

http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%99%E3%82%A4%E3%82%B9%E3%83%BB%E3%82%AA%E3%83%96%E3%83%BB%E3%82%B6%E3%83%BB%E3%83%94%E3%83%A9%E3%83%9F%E3%83%83%E3%83%89
ベイス・オブ・ザ・ピラミッド(英語: base of the pyramid)は、世界の中で、所得が最も低いが人口では多数を占める層である。ボトム・オブ・ザ・ピラミッド (bottom of the pyramid) と同義。いずれもBOPまたはBoPと略す。主に、未開拓の市場という意味合いで使われる。
国際金融公社 (IFC) と世界資源研究所 (WRI) は2007年、購買力平価で年間所得が3000米ドル未満をBOP(ベイス・オブ・ザ・ピラミッド)と定義した。この層の人口は約40億人で世界人口の約72%、購買力換算での市場規模は5兆ドルで日本1国のそれにほぼ等しい(いずれも2007年当時)。
最近はボトム・オブ・ザ・ピラミッドと呼ばず、ベイス・オブ・ザ・ピラミッドを用いることが多い。この層を新たな顧客・ビジネスパートナーとするBOPビジネスが2009年より日本でも注目を浴び始めている。