神奈川絵美の「えみごのみ」

故郷の花巡り

朝、起きたら


一面、霧の世界。


昨日まで数日間、帰郷していました。

花と緑が美しい季節。

明治時代に建てられた、旧藩主の別邸。
ツツジの大木に囲まれています。


藤もキレイ。


役目を終えた八重桜と、まさにこれからのタンポポが
緑のじゅうたんにちりばめられて、それもまた美しい。


のんびりとサイクリングしていると
ああ、やっぱり私のルーツはこの、豊かな自然の中にあるのだろうな、と。


今でも家の庭には

父が「山で拾ってきた」という紅葉やケヤキの木の鉢植えが……


どこからか種がとんできて咲いているという謎の花。


少し、切ないなあと思うのは
世話ができなくなったという理由で、大きな木はほとんど
切り落としてしまい
庭の様相は変わったのに


家を建てるときにこだわった、「石」は
半世紀前と変わらぬ堂々とした姿で、鎮座していること。

家は古びていくから、いつかわからないけれど
将来的には取り壊すこともあるだろうけれど
この、外壁代わりにいくつも取り寄せた大きな石は
私の代がいなくなったら、どうなるのだろうかと気になります。


まあ、それ以前に、
父が亡くなった後、この庭を受け継いで手入れできる自信がない……

緑が生い茂る季節になると
単に気持ちが晴れやかになるだけでは、すまなくなってきたここ数年です。

コメント一覧

kanagawa_emi
こんにちは! コメントありがとうございます^^
そうなんです、うちは日本庭園というほどではぜんぜん
ないのですが、御影石なのかなあ、国内の名所から
取り寄せた石がごろごろしていまして^^;
まあ、特別な手入れは要らないようですが・・・
庭があると芝を刈ったり虫対策したり、たいへんですよね。

シラー・ペルビアナ、たぶんそうだと思います。
(画像検索したのですが、外国語しか出てこず、
読めなかった^^;)
ありがとうございます!
花言葉は「辛抱強さ」だそうです、、、。
Unknown
あぁ、分かります〜
私も、亡き父の好みで造った岩ゴロゴロの日本庭園?に
全く執着していないどころか、庭だけ売りたいという
老母の気分に近いです。お隣に越してきた方が、親子二代に亘って
手入れをしてくださるようになって、毎日手を合わせていますわ。

謎の花は「シラー・ペルビアナ」でしょうか?
周囲から中心に向かって開花してゆくのと、
葉の形状から見るとユリ科だと思われますので。
ボランティアグループがお世話されている近くの緑地にも
咲いています。
kanagawa_emi
香子さん、こんにちは!
この花、後で画像検索して名前をつきとめようと
思っています。
ちょっとエキゾティックですよね。
父いわく、お隣さんの庭に咲いていたのが
いつのまにかうちに種がとんできたみたいで
2年くらい前から咲くようになったそうです。
香子
GWの人が動く前に帰省出来て良かったですね♪
そして謎の花に注目しちゃいました。
キレイな色味がとても好みなんですもの。
なんていうお花なんでしょうねえ?
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