オープンスタイル（出入り自由）なので気取ることなく
普段着感覚だけどちょっとだけクラス感のある一揃い。
林郁子さんの、桜で染めたロートン紬に、川平織の帯。
会場は南青山。でもその前に……
ウィンドウショッピングでも、と寄った銀座三越で
はまってしまった……。
期間限定で出店している「トリエ」さんに。
ブログ友が以前話題にしていたお店で、猫モチーフがたくさん！
猫の刺繡半衿、猫と月の帯（帯地がターコイズブルー）、猫の帯揚げ……
そんな中、この季節ならではのこんなアイテムに一目ぼれ。
↓
↓
黒の帯揚げ。
広げると、半分だけキャンドルや星などのモチーフがぎっしり、
少しラメがかった色で散らばっている。
もう半分は黒一色だが、お太鼓の脇部分のみ、月とトナカイ＆そりのシルエット。
「黒の帯揚げって意外と重宝するんですよ」そう話すスタッフのオハラさん自身、黒の帯揚げを使っていた。
ベージュホワイトでぜんまいが入ったような紬に、白い名古屋帯、
帯締めは青紫の三分紐、そして帯揚げが黒の無地。
「この帯揚げ、地紋も入っていて見栄えがするし、生地も良いので、ふっくら結べるんですよ」
（そういえば、黒の小物って持ってないし……結んでしまえば、クリスマス以外にも使えそうだし……）
そんな思いをめぐらせていたワタシ、
いつのまにかこの帯揚げを、握りしめていた……
もう一つ、これは「黒」といってはいけないかも知れないけれど。
↓
↓
豪華な刺しゅう半衿。紫や濃紺のこっくりした色合いだ。
「白っぽい着物によく合いますよ
」ニコニコと話すオハラさんの首元も、同じ半衿だった。
ご存知（？）の通り、私の手持ちには白系きものが多い。
この半衿、シックなのに華もあり、それでいて悪目立ちする派手さはなかったので、
（私も使ってみようかな）というワケで、
早速手持ちの着物と合わせてみた。
急いで撮ったのであまり美しくありませんが
左が山形の白鷹織（ふだん「白鷹嬢」と呼んでいる着物）、
右がこの間着た白大島。
「この半衿、パイピングしてあるので伊達衿にもなりますよ」というから、活用範囲が広そうだ。
ここにきて、いきなりブラック小物に目覚めたワタシ。
2014年の着物ライフに、変化の兆しが……？
トリエさんの、銀座三越での出店は12月3日（火）までだそうです。
実店舗はなく、ネットショップもごく小規模だそうなので、
期間内に銀座方面へ行く予定のある方で、ご興味のある方、猫好きな方は
のぞいてみてくださいね。新館の、エスカレーターを２Fへ上がって目の前です。
-----------------
（おまけ）
銀座に行かれましたら、和光６Fの滝口和男 陶展もぜひ！
お茶道具のミニチュア、干支の置き物、文房具……
「可愛い～！」と見入ってしまう陶芸作品がたくさん。おススメです。
こちらは12月1日（月）まで。
鳩居堂で冬のレターセットを買いました。
椿に雪。もう年末ですね……。
