先日、きもの関係の雑誌やグラビアのほとんどを
処分してしまいました。
(でも今思うと、岩下志麻さんの写真集は手元に残しておけば良かった)
残ったのは書籍が何冊か。
久しぶりに澤地久枝さんの本を開けば
見るからに
さらりとした風をはらんでいそうな、八重山上布。
御年93歳の澤地さん、
着物は処分してしまったと聞くけれど
思い残しはないのかな。
今年もまたもうすぐ、原爆の日、終戦記念日がやってきます。
こちらは池田重子さんの本。
私が昔、きもの雑誌に載ったとき、
インタビュアーだった安達絵里子さんからいただいたもの。
(丁寧なお手紙も残っていました)
ああこんな、セピアの世界に連れていってくれるような
粋なきもの、もう街で見かけることはないのだろうか。
年々苛酷になっていく暑さで
どんどん暮らしから遠のく夏着物。
本や資料の世界だけのものになってしまうのは
あまりに寂しいですね。
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