秋着物もいよいよ大詰め。
羽織を脱いだときの着姿は、こんな感じ。
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今までは、薄いブルーやイエロー系の帯揚げが多く、
春っぽさから抜け切れなかったけれど、
今年は新たにいただいた、深緑の絞りが入った帯揚げで
少しは秋らしくイメチェンできたかな?
↓
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手持ちも限られているし、センスもまだまだ至らないと思うけれど
帯揚げ一つで雰囲気を変えられる着物って、
やっぱりとても、面白い。
さて、着いたのは南青山五丁目。
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今まで六本木も麻布も、着物で歩いたことがあるけれど、
このエリアほど、着物が似合わない、というか
着物を冷たく拒絶するかのような街並みはないなあ、と思う。
黒の膝丈スカート(昨今のモードはジッパーをわざと目立たせる
スタイルなのでしょうか。
ブーツといい、ボトムスといい、ギラギラしたゴールドのジッパーがついた
ウエアが、とても目立ちます)、
7㎝のピンヒール、
スマホを耳に、急ぎ足。
そんな女性が多いこと!
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その一角にあるのが、
今夏オープンしたばかりという「イリエ・ル・ジョワイユー」。
お店のホームページから、紹介文をそのまま引用すると
「元ピエールガニエールで2ツ星を獲得したシェフ入江誠が
プロデュースするフレンチレストラン」ということで、
何だか早口言葉になりそうだ
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グルメな人なら、ピンとくるのでしょうね。
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この日はパーティ仕様で、
料理が小さなカップに少しずつ並び、自由にとれるようになっていた
牛すじ肉の赤ワインシチュー煮込み
フォアグラのリゾット、
海の幸とアボカドのオードブル、
ブルーチーズのラビオリ風ピザ……など
極上メニューを少しずつ味わえて、とっても満足!
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私が手首につけているのは、バルーンでできた花。
バルーン・アーティストの女性がいて、
一人ひとりに作ってくださった。
30畳ほどの部屋はバルーンだらけで、とてもカラフル。
年末進行を控え、ちょっとした息抜きができたひとときでした。