「草乃しずかさんの刺しゅう展を観に行きませんか」お若い着物友のTKさんが、銀座でのデートに誘ってくださった。
まだまだ新春気分、はんなり気分で行きたいな、そう思って……。
ゑり善の椿柄の小紋を選んだのは良いものの。
↑は昔の写真なのですが、どうも帯締めに飽きちゃって。
今までに、３、４回は着ているが、いつも同じ帯締め。
アップにすると……
この組み合わせ。
今回は替えてみたいなあと思い、２パターン考えてみた。
＜パターン１＞はコチラ
昨年に引き続き「青」に凝っているワタシ。
ビビッドなスカイブルーの三分紐を手に入れたので、
早速使ってみたいな、と。
帯留めは、クリスタルが使われた猫のカップルのブローチ。
＜パターン２＞はコチラ
今までに一度しか締めたことのない、私にしては地味目な色遣いの帯締め。
帯揚げもぐっと抑え目に。
みなさんは、どちらがお好みでしょうか？
私は……
パターン１の方が、好みだなあ
キャンディカラーの色遣いがキュートで気に入り、
この組み合わせで行こう！ と思ったものの。
いざ、着物に合わせてみたら、
思わず吹き出すほど、無理している感が漂ってきました。。。
あくまで人によると思いますが、
私には、もう年齢不相応。
もっと大人数で、わいわい集まるときには、このくらい若やいでも
楽しいかも知れない（ネタにもなりそうだし）。
でも今回は、お若い方と２人でお会いするのだから、
私があまり若やいでは、痛々しく映るのではないだろうか。
ただでさえ着物が若向けなのだから、
帯周りは落ち着いたムードにしてバランスをとりたい。
それに、スカイブルーの帯締めなら、地味目の紬の方が
その個性が活きるかも知れないし。
で、結局……
こうなりました。
ご覧の通り、このゑり善の小紋は八掛が朱色。
もう少ししたら、ブルーグレーに替えるなどして、イメチェンしようかな、とも
思っている。
でも、やっぱり仕立て替えってそうそうすぐ踏み切れないから……。
そんなときは、帯周りを落ち着いたコーデに替えるだけでも、
「着物の年齢的な寿命
」は多少、伸ばせるのかも知れないな。こうして少しでも、そのときそのときの「身の丈」に合った
コーデを工夫して、若いときに買った着物も長く着られると、嬉しいな。
