
確か38歳のころに誂え、
40歳くらいまでに3,4回着たけれど
その後しまいっぱなしになっていた、志ま亀の着物。
途中2年くらい、家の中で行方不明になったり

そのうちだんだん、不相応に思えてきて、
心の中の「断捨リスト」に入ってしまった(←つまり、着る気をなくした)着物。
でも。
久しぶりに出してみたら

着てみました。

帯は、今までこの着物には合わせたことのない
深いネイビー地の博多帯。
ほかの黒地の帯ものせてみたのだけど、
この、込み入った柄が一番、いい意味で老けるというか、
年相応に落ち着いた雰囲気になったので。
(後日、ほかの帯をのせた比較写真を載せますね)
帯揚げはきねやさん、黄色の蝶の飛び絞り。
帯留は、祖母の形見でサンゴの菊。
羽織紐は、J姐さんの形見の淡水パールです。
羽織なしの、前と後ろはこんな感じ。

羽織を着た前はこんな感じ。

まあその、我ながら


ちょっと華やか目な席だったら、そんなに派手すぎることもないかな。
というワケで
見事この着物、「断捨リスト」から抜けたのでした。
あと数年たったら、羽織にしてもいいしね。
さて、この一そろいを着て出かけたのは浅草。
染色家 佐藤節子先生のお誘いで、新春歌舞伎&食事会に行きました。
続きは次回、アップしますね。