"世田谷の奥座敷”との異名をもち、
動物の尻尾のごとく、あるいは本の奥付のごとく
あるいは習字の「とめ」のごとく
決して華やかではなくそこにただある、というだけで
独特の存在感を示しているのですが
私のいる場所はその中でも奥の奥、他区との境目に位置し
興味本位で測ってみたところ
マンションの玄関から120歩いけばそこはもう大田区。
で、世田谷の奥座敷は大田区にとっても奥座敷かというと
決してそんなことはなく
大通りにスーパーや大きめのドラッグストアが並ぶ上
駅近くには商店街があり、安い八百屋さんもあったりして
私などはもうわくわく、エキサイティング!
というわけで、天気の良い週末
以前、北上した緑道を今度は南下してみることに
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目指すは…地図上に赤い丸を付けた場所。
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ど迫力の山門……こんな場所が都内にあったなんて。
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絵葉書になりそうな、一点の曇りもない青空に
堂々としたたたずまいのこのお寺……
とても有名なのに私、これまで知りませんでした。
池上の次に「ほ」と打てばパソコンさえも、即座に予測変換が出てきた……
日蓮宗の大本山、池上本門寺。
先の山門からずーっと石段が96段続いており
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これは上から撮った写真。
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こちらは前田利家の側室の供養塔だそう。
だいぶ壊れてしまいましたが、残っている部分は1622年に建立された
とのことで、約400年前!
隣接した墓地を少し歩くと
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突如、このような看板があらわれ
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行ってみました。
力道山って私が子どもころもよく名前を聞いていたので
もう少し近年の人だと勘違いしていたのですが
1963年没とのことで、私が生まれる前に亡くなっていたのですね。
短い滞在でしたがその間にも何人もの人が訪れ、写真を撮って
いきました。
それにしても、まだまだ私の知らない街の表情、たくさんあるなあと。
以前住んでいた親玉のほとりは絶好のサイクリングスポットでしたが
自然豊かな表情はどこまで行ってもそう変わることはありませんでした。
でも今は、自転車で10分走れば街の雰囲気が変わり、さらに10分走れば
また変わり…と、いろんな側面を見ることができて
それはそれで、興味深く面白いものです。