小説なんかで、「ポカン」という表現に出会うと
特別な想いになる
それだけで・・ジュニアを思い出す
ジュニアの最期の顔がかぶる
ジュニアの姿がなくなって・・あるときから・・リビングで見かけるようになった蛾が居る
小さな・・可愛いとは程遠い虫
いつもなら殺すことはないまでも・・心地よいものではない存在
でも・・・その色目や柄が・・キジ猫とだぶって
ふと・・思う
「そんな姿を借りて
まだ・・そこに、いるの?・・」と
そんなわけないことは・・わかっている
でも・・いいじゃない
そんなふうに思うことで・・心が少し弛むなら
だから・・お芝居を続けて・・言ってみる
「アンタねえ・・やっぱり、おバカなんやから
姿かえるにしても、もう少し相手を選んだら?
蛾なんて・・そんなはかないものに変身するなんて」
だけど・・個展が終わっても・・・まだ飛ぶ姿を見かけたとき
「ああ・・・まだ・・居てくれたんや」
・・と、うれしかった
本当は
ジュニアでないことも
ただの蛾であることも・・わかってる
だけど・・その蛾を見かけることで・・なぜか少しほっとする私がいた
きっと・・・逆にジュニア・・思ってるだろうな
「おバカは、お母さんだよ・・・
まだ・・死んで20日とちょっと・・・蛾に生まれ変わるわけないじゃん」と
ほんと・・似たもの同士の・・おバカな二人だね
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