つちびと展の時、時々聞かれる質問に
「作品を作る前にデッサンされるのですか?」というのがある
で・・私の答えは、思いついた時デッサンというより忘れないための覚書のようなものを残します
だから絵だけでなく言葉とかも添えています
というか言葉の方が重要だったりする時もあります・・と
だから残すものは形というより感情だったりする
少しアトリエを片付けていたら
そんな紙がぐちゃぐちゃになって出てきた
破れて半分しか残っていないものもある
「消えないで」
瞬間私が願ったことはそのことだった
私にとってはその言葉が何より大切だった
この覚書は・・
「蒼いカケラの子供たち——光を見たいとキミは言った」というタイトルのつちびととなった
紙自体が黄色く変色しているこの覚書は・・
『いのちといのち』というタイトルで
こんなつちびとになった
デッサンを書いているのではないということが
紙と実際のつちびとと比べたらわかっていただけるかなあ
ぎゃらりいホンダのブックカフェコーナーに置かれていた娘の本の表紙にもなっているつちびと『月白』
そのもとの覚書は・・
ただ・・つちびとは変化させることができる
違う方向を見つめていた母と娘は
つちびととなった後
寄り添うこともできる
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