命のかたち心のかたち つちびと 可南'Sギャラリー

ふたたび・・・


昨日は、杉本鍼灸院に行って

思うように動かなくなっていく体の治療



曲がりにくくなった右指や

自分で長時間支え難くなった首や


作る事で急速に進む老化のスピードを

少しでも遅くしてもらう



でも・・先生との会話は・・ただ、体の治療だけでなく

今の私の心に溜まっている澱のようなものを・・流してもらっている気がする




途中で止まってしまい・・再び作り出すことに二の足を踏んでいる

ジュニアのつちびと・・・



「あれを作り出したのは何でですか?」という先生の問いに


初めは・・「ジュニアの姿が・・消えてしまうのが辛かったからです」と答えたのだけど


「会えなくなる自分のために作ったのか

それとも・・姿かたちを失うジュニア君のために作ったのですか?」との

更なる質問に



今の私は・・あまりに自分の孤独を持て余していたから

私が見えなくなることが辛かったからだと

自分のために作ったような気がしていたのだが・・・




先生と話していて・・気づいた



本来の私は・・そうじゃない


嫌でも消えてしまうものたちの証や思い出を残してやりたいと

つちびとを作ってきたはずだと・・気づいた



だから、作り始めたあの時は・・・ジュニアの存在を・・

火葬して・・消滅する前に


温もりまで感じるように残してやりたいと・・そう思って

時間のあるなしも省みず

無我夢中で・・土に向かったのだと思い出す





だから・・・


それに向かい合うことが

まだ・・今の私は辛いけど




覚悟を決めた



自分の辛さなんて・・くそくらえだ


私は・・作る人

そして・・残す人だ




封印したビニール袋から・・ジュニアをとりだし


挑んでいる




向かい合うことが・・こんなに辛いのも・・苦しいのも

それだけ・・たいせつだったから



その大切を残してくれたジュニア・・・


キミのために・・君の存在を


土に残すよ










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コメント一覧

よっし~
きっと そんな可南さんの姿を傍らで微笑んでみていてくれますね。
多夢の母ちゃん
お帰りなさい
可南さん

ジュニア君が、お待ちですよ
春になったり、冬になったり…季節が逆戻りしてますが、どうぞご自愛下さいませ。。
みーはー熊
可南さんの覚悟を聞いて、ジュニア君 微笑んでいるようですね。
そう、母さん ボクは 傍に居るよ…って。

先に逝ってしまう子達を見送るツラさは、本当に堪りませんね。
どれ程の慰めの言葉を掛けられても、心の傷は まだ赤い血を流しているし、痛くて痛くて堪りませんね。
それでも私は可南さんが羨ましいです。
土を捏ね、愛しいものの姿を残せるのだから…。
ただ どうぞ無理をし過ぎないで下さい。
ジュニア君も きっと心配してると思いますから。
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