こんにちは、女性にやさしい泌尿器科医です。最近めっきりブログにご無沙汰しておりましたが、皆様お元気だったでしょうか?これまで女性の話しかしていなかったのですが、今回は全く別のお話をさせていただきます。
まずは前置きとして・・・。これまでの医師の社会では、卒業と同時に自分の専門とする診療科を選択し、その診療科に所属して研修を終えてから専門医や認定医を取得していくことが当然でした。このため研修中の上司はすなわち診療科の先輩でもあり、今後何十年も付き合っていく同僚であったわけです。当然ながら出来が良くても悪くても、たとえ夜中までかかろうとも上司は一生懸命部下を教え、部下は必死でついていくという構図になっていました。 それが数年前から始まった臨床研修制度になってからは、医学部を卒業した医師は自分が働きたい病院を探し、その病院で研修をしながら自分の進む診療科を探すことになりました。こう言うととても聞こえはいいのですが、それが落とし穴ですね。
今の臨床研修制度での研修医は数か月単位で診療科を変わってしまいます。専門医を取得しても毎日わからないことだらけなのに、数か月の研修では初歩すらわからず、漠然と研修が過ぎてゆくのではないでしょうか。さらにひどいことに、この研修制度では我々の「泌尿器科」が入っていないのです!
前置きが大変長くなりましたが、「研修先に泌尿器科がない」ために、それまで大変人気の高かった泌尿器科の人気が急落してしまいました。毎年泌尿器科医は減る一方です。
ところが今年は有望な泌尿器科志望の医師がおり、ついに先週の金曜に当科の教授に挨拶をすることになったのです。後日改めてご紹介いたしますが、真面目で誠実そうな(?)、やる気のある泌尿器科医の誕生を目にし、目頭が熱くなる思いでした。さらにもう一人泌尿器科希望の医師がおられますので、今月はもう一度感動の場面に出会うことになりそうです。2人そろったところで皆様にご紹介させていただきます。
平成20年が始まり、はや1ヶ月が経過いたしました。今年は泌尿器科にとって良い年であることを祈りながら、お家に帰りたいと思います・・・
まずは前置きとして・・・。これまでの医師の社会では、卒業と同時に自分の専門とする診療科を選択し、その診療科に所属して研修を終えてから専門医や認定医を取得していくことが当然でした。このため研修中の上司はすなわち診療科の先輩でもあり、今後何十年も付き合っていく同僚であったわけです。当然ながら出来が良くても悪くても、たとえ夜中までかかろうとも上司は一生懸命部下を教え、部下は必死でついていくという構図になっていました。 それが数年前から始まった臨床研修制度になってからは、医学部を卒業した医師は自分が働きたい病院を探し、その病院で研修をしながら自分の進む診療科を探すことになりました。こう言うととても聞こえはいいのですが、それが落とし穴ですね。
今の臨床研修制度での研修医は数か月単位で診療科を変わってしまいます。専門医を取得しても毎日わからないことだらけなのに、数か月の研修では初歩すらわからず、漠然と研修が過ぎてゆくのではないでしょうか。さらにひどいことに、この研修制度では我々の「泌尿器科」が入っていないのです!
前置きが大変長くなりましたが、「研修先に泌尿器科がない」ために、それまで大変人気の高かった泌尿器科の人気が急落してしまいました。毎年泌尿器科医は減る一方です。
ところが今年は有望な泌尿器科志望の医師がおり、ついに先週の金曜に当科の教授に挨拶をすることになったのです。後日改めてご紹介いたしますが、真面目で誠実そうな(?)、やる気のある泌尿器科医の誕生を目にし、目頭が熱くなる思いでした。さらにもう一人泌尿器科希望の医師がおられますので、今月はもう一度感動の場面に出会うことになりそうです。2人そろったところで皆様にご紹介させていただきます。
平成20年が始まり、はや1ヶ月が経過いたしました。今年は泌尿器科にとって良い年であることを祈りながら、お家に帰りたいと思います・・・
産婦人科向けパンフ希望です。
よろしくお願いいたします。