60歳目前のジジイではあるが、
気持ち的には40代・・・・
なんだか仕事がつまらないので久しぶりに映画でも見ようかと
仕事帰りに寄ってみた。
映画を決めずにちょうど良い時間に始まる映画を見ようと映画館に到着。
全く知らなかった映画「余命10年」がちょうどやっていたので
久しぶりに泣いてみるのも気分転換になるかなとみてみた。
いつもの通り若干じわってくるけど泣けないだろうな~~~と思いながら。
映画館に入ると。なんとお客さんすべてカップルや夫婦。
男一人で見てる人は0でした。
そりゃそうか、男一人で見る映画ではないかな。
でも10年後に生きている確率20%と言われた私にとってはこの余命10年は共感します。
まず、小松菜奈さんは知ってはいるけどちゃんと見たことがない。
坂口健太郎・・知っているけどどうも好きになれない(そういう役ばかりだからと思うけど)
原作があるようだが全く知らない・・・
さてどうでしょう?
先に結果を「良い映画です」マジで泣きましたよ。
もう一歩踏み込めば完全だったけど涙腺7~8割は行きました。
個人的にはカズ君もっとがんばってよ!と言いたかった。
まつりは役と合っていた気がしました。
一番きたのは母(原日出子さん)とまつりのシーン。
死にたくないというところ。
松重豊演じる父も良かった。姉を演じた黒木華もやはり上手だった。
後半の姉との会話のシーンもけっこう来ました。
ん~~~~~いい映画です。
自分とけっこう重ねてしまう言葉も多かった。
おそらく実際に自分の死を本当に実感した人しかわからないだろうこの気持ち。
もう一回観たいな。
あらためて健康なのは素晴らしく、それは当たり前ではなく奇跡に近いというのを思い返しました。