地元の山の会が設定した「らくなんトレイル」なるものがある。
京都宇治から宇治田原町、城陽市、井手町、木津川市までのルートだ。
私は2年前に全線完歩してるのです。「らくなんトレイル」
緊急事態宣言発令中の京都地方。おかげさまで自宅軟禁状態?
いいかげんうずうず状態も・・・
週末は雨
それは良かった良かった・・・・
が・・・
突然・・・
雨の予報が晴れって?
こうなるとちょっとだけ行くか?
と・・・・
5月15日(土)
天ヶ瀬ダム下に車をデポ、スタートです。
このダム、長いこと工事をしてますね。
写真を見るとわかりますが、3基の放流口があります。
今回の工事は、これとは別にトンネルを作って新たな放流口を作ってるそうです。つまり下流域の京都大阪の治水対策の一環です。
さて、ここからまずは志津川集落に向かいます。
なんだなんだダンプカーが団体で・・・・
志津川の集落を・・・
正面の山に向かいます。
集落外れのここが登山口
神女神社
まずは山の安全祈願
らくなんトレイルの始まりは宇治塔の島かな、たぶん?
そこから大吉山~朝日山経由でここに至ります。
初めて来た2年前はここで登山口が分からずマイマイ!
なんせ資料がない「らくなんトレイル」
頼りはこのルートを制定した山の会のレポート。それをもとに後は勘と黄色のテープを頼りに歩くしかない。それもある意味面白い。
(そんなで「ら苦難トレイル」になってしまった時も・・笑)
ここはトイレ脇が登山口。すぐ急登が待ってますし、踏み跡も不明瞭。
頼りは・・・そう、この黄色のテープ。
ひとしきり急な登りを制すると眼下には志津川の集落が・・・・
ここでおやつタイム。
新緑に包まれた良い感じの山村だ!
とは言っても、ここから車だと10分ほどで街中の平等院まで行けちゃうのだから・・
ほどなく火の用心と書かれたこんなところに出ます。
道は右と左に分かれます。左手にピークが・・・地形図では290mとありますが、山名はないようです。(らくなんトレイルは右に行きます)
京都南部から大阪方面が望めます。
この辺りに来ると何やら「ゴウゴウ」と工事中みたいな音が響きます。
しばらく行くと音の正体が・・・・・・
ミニチュアランド(勝手に命名)
ほぼ真上から見下ろす感じ。
足元からガツ~~~ンと落ち込んでます(怖~~~)
普段あまりお目にかかれなミニカーが?
目線を上げれば・・
大阪方面から、京都西山までの展望が・・・・・
今日の京都地方の予想最高気温は30度。
まだ10時前だがかなり暑く感じます。
もふもふ
スタートから2時間
一旦舗装路に出ます
喜撰山発電所のダム湖
揚水式発電所で、瀬田川よりくみ上げた水を溜めている。
必要に応じこの水を使って発電をするということです。
ここから喜撰山への登り口がここのフェンス横。
木々の間からは・・・・
一年前の山火事の後
細い木は新芽が出てません。
枯れてしまったようです。
63アール消失したそうです。
ここで嬉しい出会い!(^^)!
森のピッコロ奏者。キビタキです。
そう、私の好きな野鳥です。
帽子もこの通りですから・・・
そう、私の好きな野鳥です。
帽子もこの通りですから・・・
まずは喜撰法師にご挨拶に向かいます。
ここを右へ・・
ひっそりと岩の奥におられました。
歌人であった喜撰法師、小倉百人一首では
「わがいほは みやこのたつみ しかぞすむ よをうじやまと ひとはいふ
なり」
と、読んでいます。ここでの「うじやま」とは、ここ喜撰山を指すようです。
法師様の眼前からは・・・
京都南部から大阪方面が・・・・
ぐるっと回って喜撰山山頂。
そして三角点たあっち!
この先は少し下ると林道に出ます。
そこからは退屈な林道をしばらく歩くことになるので、ここで昼食とします。
本日は「おにぎらず」
今朝自分で作ってみました。
酢飯にしてみました。
気温が上がって酢飯正解です。
なかなか美味しいです。
我ながらよくできました( ^)o(^ )
横にはなぜかミツバチが・・・
延々と林道歩き・・・
この道、なぜかゴミが多い・・・・・
そう、林道下には宇治市廃棄物公社があって、強風などで飛んできたものと思われます。
(私の勤務先もここのお世話になってます)
やっと?天ヶ瀬森林公園到着。
ここを右に折れます。
公園内をしばらく下ると・・・・
槇尾山展望台
宇治市街が・・・・
さらに下って公園入口に・・・
ここから天ヶ瀬ダムに下りようと・・・・・・
じゃあ~~~ん!
通行止め!
緊急事態状態なのでダム上は閉鎖だって!
仕方ない、車道をまたまた下っていくのでした。
ダムは上から見下ろして・・・・・
そして・・・
ゴ~ル!!
5時間弱、約10㎞の歩きでした。
今回のルートはどちらかと言うとマイナーな道。
出会ったのは単独の方3人と2人連れ2組のみ。
5月だけでも関西の山で遭難や事故が多発してます。今回の勝手知ったる
低低山でも怪我のないよういつもより慎重さをもって歩きました。
コロナ蔓延の中、より慎重に行動したいと思います。