釈迦岳と言う名前の付く山は日本国内あちこちにあるらしい。
10月31日(土)紅葉も見頃であろうと思い歩いてきました。
今回歩いたのは比良山系にある釈迦岳(1060m)
下山後駅より撮影したこの写真の右端から左端までほぼ歩いたことになる。
真ん中よりやや左の一番高いのが釈迦岳。
琵琶湖西側に広がる比良山系の山々。湖西道路、R161号、JR湖西線と、いずれの場所からも存在感たっぷりの威容を発してます。
写真でもわかるように、あの稜線から見下ろしたらさぞかし絶景が見れるんだろうなァと、山登らない人でも思うんではないでしょうか。
そうなんです。期待に沿って素晴らしい眺めを提供してくれています。
いきなり駅からは舗装されてますが急坂が続きます。比良げんき村を前を通過すると、間もなく登山口。トイレと登山届の小屋が有ります。ハイカーの車は3台駐車してありました。
慕え橋を渡るといよいよ山道に。
岩がゴロゴロの急坂が涼峠付近まで続きます。
途中楊梅の滝があって、登山道からも見えますが、雄滝まで往復10分ほどなので是非見に行かれることをお勧めします。
相変わらず岩ゴロゴロの急坂を登るにつれ、木々の間からは琵琶湖がチラチラと見え隠れし、所々にスポット的に真っ赤色付いた木々が・・・・
1時間20分ほどで涼峠。ここ辺りから岩ゴロゴロの道は終わって歩きやすくなり、その代り北風が通るようになり、今まで汗かきの状態から一転、寒くなってきました。
ヤケ山(705m)には駅から1時間50分で到着です。
ここまで出会った人は2人だけ
この写真の正面の山は、比良山系最高峰の武奈ヶ岳。
ここで今の時間の武奈ヶ岳山頂の様子をご覧ください。
凄いですね。最近のデジカメの高倍率ズームは、ここまでトリミングなしで引っ張れます。三脚でも使用すればもっと鮮明に映るはず?なんですが。
それにしても寒い。ウィンドブレーカーを着てもじっとしてると寒くなってくるし、手がかなり冷たくなってきた。今日は軍手しか持ってきてないから、ちょっと甘かったなと。
一旦下って今度はヤケオ山に向って急登が始まってきますが、まわりの紅葉も今がピークのようです。
最初の写真(駅から撮った)のようにあの稜線を歩いているわけだから最高の眺めが釈迦岳まで続くわけで、また山の斜面は彩られて今が見ごろ。
小1時間ほどでヤケオ山(970m)ここからの360度の眺めもまた素晴らしいものが。
比良山系北端の蛇谷ヶ峰
↑今歩いてきた方面。手前がヤケ山、と後方がリトル比良の山々。
この辺りの標高になると木々の葉っぱはほとんど落葉状態。風が強く当たる場所でもあるからと思われますが、まわりの山の斜面は見事な彩で着飾っていました。
足元の僅か数センチの植物たちも目一杯お化粧しています。
アザミも草丈10cmにも満たないもの。このアザミ夏から秋にかけて咲くものでも軽く100種類を超えるらしい、そう思うと最初か調べる気もなし(^_^メ)
しかしここに僅か1輪のみ、踏まれそうな場所でよくぞ御無事で。
琵琶湖方面はすぐ下に近江舞子の内湖がくっきりと・・・・
真ん中が琵琶湖大橋
そんなこんなで足元から周りの景色に見とれ最後の急登も苦にならず、釈迦岳山頂に向かうのでした。
そして12時25分釈迦岳(1060m)に、ここは木々が周りを囲み、それでも落葉した間からは琵琶湖も見えます。頂上付近は広い台地上になってますので、食事にはもってこいの場所。
先客は一人のみ、食事中でした。
私も食事の準備中に山ガールさん2名到着。
同じく食事の準備。
本日のメニューはカネヒラ特製
鳥のササミ入りタマゴ中華三昧
美味しゅうございました。
本日はコーヒーもゆっくりと頂きました。
ごちそうさまでした。
ここで時間計算。イン谷のバス時間4:00に間に合うには、小川新道か、時間が有れば北比良峠経由か。山系の地図によると北比良経由でも間に合いそうなのでそちらに決定。(登山届にはすんませんが両方線引きしました)
北比良峠まではほぼ下り坂なので楽勝。
ここはいつ来ても琵琶湖の眺めが最高ですね。
琵琶湖はここまで飽きるほど見て来たのに、ここはまた別格のような気がします。
ここでもう一回武奈ヶ岳を覗いてみると、現在2時10分です。
さすがここ北比良峠は次から次へ下山される方が通ります。
ここまでの私は出会った人は僅か数人ですから、さすが武奈ヶ岳のゴールデンルートですなァと。
少し休憩して最後の紅葉を楽しみながらダケ道をイン谷へ。