兼平の空と大地

山と川と大地に遊ぶ日記です。

琵琶湖から目の前の釈迦岳に登ってきました

2019年04月16日 | 滋賀の山

4月13日(土)

JR湖西線よりの比良山系。真ん中の山が釈迦岳1060m

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チャリ山岳隊の次の山は釈迦岳。そこで地図を広げてコース確認してますと、なんかムズムズと・・・・・。

やっぱし下見したほうが良いかな?・・・・・・

我が山岳隊は、山岳隊などと厳つい名称ではありますが、職場中心の初心者集団。1000m越えのここ釈迦岳はみんな大丈夫だろうか?登れるだろうか?

比較的傾斜の緩いイン谷からダケ道経由で登ろうと計画はしてるのだが・・・・

3時間以上の登りになると思われます。

 

やっぱし下見で当日を想定してゆっくり歩いてみようかと地図を眺めていたら、気が変わってしまいました。北小松から登ろう。あの稜線からの眺めは最高だもんな。当然チャリ山岳隊では行けないが・・・・・・・

 

ということで北小松からヤケ山、ヤケオ山経由で釈迦岳。下山は大津ワンゲル道としよう。

山岳隊はダケ道から北比良峠経由釈迦岳。下山は危険マークのワンゲル道は避けて旧リフト道。なんてことない全く下見になりませんがね(笑)

頂上付近で交わるだけとなってしまいました・。

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JR北小松駅スタート

下山は2駅京都寄りの比良駅です。

 

しかしこの半端ない急こう配の舗装路は毎回初っ端から堪える。

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正面の山はヤケオ山になるんでしょうか。釈迦岳はその左奥になると思われます。

 

げんき村は桜満開

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駅から歩くこと30分、登山口到着

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ここで上着を脱いで登山届を出して出発

ここ比良山系は毎年遭難事故が相次いでいます。毎年数人はお亡くなりになってるのです。登山届は命を救うのです。

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涼峠までは岩や石のむき出しの急な登りが続きます。

楊梅滝が見えます。滝壺までは近いですが今回はパス。

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滝壺まで行くと意外と迫力あるんですよ。

過去の滝壺からの写真です

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時々木々の間からは琵琶湖が覗きます。

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涼峠着

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ここからは土の道になり、勾配も緩やかになりしばらくは息継ぎが出来ます( ^^) 

 

春ですねェ~

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こんなところが

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チョット分かり難いですが、この下えぐれてます。ということは、上に乗ったら崩れる?

はい!覚悟して渡りましょう!

 

 

ヤケ山の手前の急登を上がればヤケ山頂上

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最高の登山日和

 

先月雪上歩きを求めて登った武奈ヶ岳。まだ雪がありますね。

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なんて見てたら、・・・・・

やや!これから歩く稜線にも白いものが・・・・

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一旦ここからは当然一旦下ります。そしてまた登り、下りそして登りと・・・・

 

が、しかし、ここからの歩きは最高の眺めが待ってるのです。

北方面、今歩いてきた山の向こうはリトル比良

そして琵琶湖

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さらにさらに 

とォ~~~~~く

には

白山だ~~!

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何故かこんなところにショウジョウバカマが一輪

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此方はまだまだ先のようですが・・・・

やっと見つけた花芽一輪二輪

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そしてついに雪山だァ~~!(笑)

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ヤケオ山

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八雲でテント泊でしょうか・

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しかしこのルートで登らんでもと思ってしまいますが、それは私みたいな貧脚の思うこと。強脚な方は関係ないか。

 

ここからも絶景は続きます。

右側の少し白い山が琵琶湖バレイ。その奥が比叡山

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琵琶湖大橋

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すぐ下には近江舞子

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大きく崩落してますが見た目ほど危険ではありませんって。た・ぶ・ん・

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右奥が武奈ヶ岳

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頂上付近をズームアップ

多くの登山者が見えます。

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バイカオウレン

ここだけに群生してました

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やはりこんな可憐な野草に出会える時は嬉しくなります。

 

 

そしてついについに釈迦岳直下では雪上歩きとなってしまいました。(大げさな)笑

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そして

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スタートから3時間半もかかってしまいました。結構のんびり歩いてましたから。

 

チョット移動して北方面を見てみましょう。何しろ頂上は木々にさえぎられて今一つですが、北方面が望める場所だけ開いてるところがあります。

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手前の茶色い山が今歩いてきたヤケオ山、その奥の2つこぶがリトル比良、左手山が比良山系最北の蛇谷ヶ峰、さらにさらに一番奥のトォ~~~い山が先ほどからの白山

 

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この時期こんなんの子供じゃなくとも嬉しくなりますね

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頂上付近では一組が食事中だけで静かです。

さて私も食事の準備。本日のメニューは

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兼平特製?餅入りカップちゃんぽん、ホタテにぎりとそれから・・・・・(笑)

このホタテおにぎり初めて食しましたが・・・

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ホタテがゴロンと入っていました。美味しいです。ちなみに200円。

なあ~んて言ってますがわたしアフィリエイトしてませんのでご安心を←って、何が(笑)

 

さてさてのんびりした後は下山のみ、大津ワンゲル道です。

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難路注意ですね。山高地図にも危マークがあります。

私が初めてこのワンゲル道を歩いたのは数年前ですが、最初はビビッてリフト道で下りようと思ってました。たまたま山頂で出会った方に「大丈夫大丈夫。リフト道なんかよりずっと楽しいよ」と言われたのがきっかけ。

 

さてその危険と言われてるところにきました。

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写真ではよくわかりませんが、これは下から見上げた様子です。ほぼ垂直で50mくらいの落差?ですね。

こちらは下方です。

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ま、こういうところはより慎重になりますから、かえって事故がなかったりするのでしょう。

痩せ尾根やら岩がゴロゴロなど変化があって結構楽しい道であります。

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 ここでついについにごたいめ~ん。

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散々葉っぱだけは見てきて、花芽も探すも一個二個だったのに・・・・・

 

もうチョイやなァ~

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と?

 

ト。  ト。。   ト。。。


下方斜面に・・・・

 

。。見っけ

 

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後にも先にも咲いてたのはここだけでした。あと2週間もすれば花畑があちこちに見られるんでしょけど、これは嬉しい出会いでした。

この花の名前なんですが、私はイワウチワと認識してましたが、それは関東で咲く種で、関西付近のはトクワカソウというらしい。若干葉の形が違うとのこと。

 

ついでに、この後出会った椿ですが、これが面白い花の付き方してました。

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一か所に複数の花が付いてます。数えてみましたら最高9個です。この木の花芽はすべて複数ついてました。みんな5個以上付いてるようです。

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ひょっとして新種?

大発見?

兼平椿と命名しましょうか。(^-^)

 

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なんかダラダラと長くなってしまいました。

もう終わりましょう。

最後までお付き合いありがとうございました。

 

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この橋を渡ればゴ~ルのイン谷到着です。

ここからバスで比良駅に・・・・・・・・

が、しかし・・・

あんまり早すぎて・・・・・・

1時間以上待たないとバスが来ない!

ということは・・・・・

歩けということ!

比良駅までてくてくと・・・・・

駅前から今歩いてきた山並みを眺めます。

右の端から歩いて、真ん中の高いのが釈迦岳。

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兼平の「生き物バンザ~イ」
久し振りのこのコーナー

 

ヤケオ山頂で出会ったチョウ

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エルタテハかな?

ヒオドシチョウとよく似てますが・・・・・・・

どっちにせよ初出会いでした。

 

さてさてこちらは?

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コツバメでしょうか。

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野草が咲き始め、チョウが舞う、山にも春がやってきました。

さてこれからますます忙しくなる予感。

お外バンザ~イ

ですね。






 

 

 


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