9月16日(日)
9月になってやっとこさ涼しくなり、そろそろらくなんトレイルの続きをと歩いてきました。
この「らくなんトレイル」なかなか手強いです。前にも書きましたがコースが分かり難いったらありゃしない。
このコースを策定した「らくなん山の会」にメールで問い合わしても.ウンもスンもなし。
こうなりゃ調べたろうじゃないかといろいろ検索して、な~んとなくわかったような・・・・・・
迷いながらもなんとか歩きました。
(鷲峰山は東海自然歩道で今回は行きませんが、最初は同じ方向です)
田原小学校横の道からスタートです。
この辺りは下調べの結果ほぼ道なりに進めば目指す最初の龍王の滝に行けそうだと・・・・・。
集落を抜け田園地帯を過ぎるといよいよ山道に突入。
薄暗いスギ林の中を進みます。
え!これが龍王の滝?
ではないようです。
こんな名もなき滝ですが、落差約2mですがかわいい滝でなかなか美しいではありませんか。
山に入り15分ほどで龍王の滝到着
落差4~5mでしょうか。
滝の美しさとしては先ほどの滝が勝ってるような・・・・・・。
滝の上に祠がありまして山の安全をお願いして、いよいよはじまりィ~~~(なんのはじまり?)
さてさて?
ここからどう行くの?
祠の裏に回っても登れない岸壁。完全に行き止まり。
「あっれ~」?
今回はらくなん山の会の方が歩いた時のレポートをコピーして持ってきてるのでここで読み返すと・・・
「元に戻り、谷沿いに・・・・」
という文字が・・・・・・
元ってどこよ?どこまで戻るの?
ここで登場!
ここから戻ったら山の入り口あたりに点線がありますね。
「この道だ」その先の方には目指す艮山があるし間違いない。
実はこれがこの後彷徨い出す始まりだったのであります。
山の入口まで戻りこの点線のところは未舗装の林道って感じでよくあるパタ~ンです。
で、10分ほど行くと・・
林道らしき道はおしまい。この先は御覧の通り道はなし。
踏み跡はないかなと探すも・・・・・
先日の台風21号でかなり荒れてるしな、などと思いつつ進むと。
ついについにこれ以上進めそうにない。
が・・・・・・・
しかし・・・・・・・
点線の上を間違いなく来てる!
馬鹿ですね、あほですね。
だいたい地形図の点線は当てにならないことが多いとわかっていながら・・・・
まだ進むわけ?
必死のパッチで堰を乗り越え・・・・・
「あれ!点線から外れてますよ」
点線の方に行こうとしても急斜面過ぎて登れない。
このまま突き進めば・・・・・・
方向的にはあってるし・・・・・・・
が、ついに・・・・・・
完璧に行く手を阻まれました。
万事休す。
ついにカネヒラここで撃沈か?
この点線に乗ったはずなのになァ~(;_:)
ついに力尽きへたり込み、しばし検証。
しかし・・・・・・
ここまで来て今来たところを戻るのも危険だし恐ろしい。
サアどうしたものか?
方角的には・・・・・・・
行けそうなんだけどなあ~。
意を決し左の急斜面を登ることにした。
ずるずると足がずり落ちるのを木をつかまえながらの必死の山登り(笑)もう笑うっきゃない!
それでも何とか尾根筋らしきところに登り上った。
左手の方に艮山があるはずなんだが・・・・・・と
「おお!鷲峰山だ」
が、しかし・・・余裕は出来たものの私はいったいどこにいるのだ状態。
艮山は何処だ!
比較的歩きやすい尾根筋を歩いていくと、大きいキノコだ」
手のひらよりも大きい
この辺りはキノコの宝庫だ
興味ない私でもなんか魅かれてしまいます。
これもでっか
ひょっとしてこれは開く前?
誰がかじったン?
まだ迷ってというのにいったい私は何をやっとるねん。キノコどこではないでしょうが・・・・まったく困ったことだ!
キノコを楽しみながら?尾根筋を緩やかに登っていくも・・・・・・
なんか草木が生い茂り進みづらくなってきてしまいました。
「またかよ」
スマホとにらめっこ。
またまたサァどうする?
らくなんの会のレポートだと雄山からこの辺りを艮山に向かって横切ってるはずだが・・・・・・
またもやへたり込んで作戦会議?
さらに引き返しまた戻っていくと・・・・・
チラッと!
チラッと!
向こうの方に
黄色い
テープが・・・・・・
「もう!あなたをどんだけ待ってたか・・・・・」
涙涙の大感激(マジで感覚的にはそんな気持ちでした)
(これは参考写真。あまりの感激に実際のは撮り忘れ)
お馴染みのらくなんトレイル黄色のテープ。本日初出会いであります。
しかしどこからここに繋がってて来たわけ?そんなことはどうでもいい。とにかく正規ルートにたどり着いたことだけは確か。
先ほどとは打って変わってルンルン気分で艮山到着で~す。
見晴らしもないので少し先の鉄塔下で昼食とします。
秋らしくなってきたので夏バージョンからカップ麺へ。
しかし今日は暑い。さらに迷い道でどんだけ汗だくになったことか。
少々お疲れということでゆっくり1時間休憩です。
それとこの先どうする?
そうなんですよ。ま、その時のペースで決めようと思ってはいたのですがね。
なにしろ公共交通機関が超不便な地域なもので・・・・・
JR奈良線のどっかの駅なんですが・・・・・・
せっかくなんで舗装路はあんまり歩きたくないので、このまま山ん中を歩いて山城多賀駅に行くことにしましょうか。ここから下の林道に下りればあとは勝手知ったる山道となるしね。
そのついでに大焼山も踏んでいこう。
六体地蔵
信じられないですが、こんな山ん中にかつては民家があり、田畑もあり代官屋敷まであったそうです。
らくなんトレイルはいったいどんなルートなん?と言いたくなるような感じですね。
こんなところにまでテープがありますから、先ほどの艮山からここを通ってどこ行くねん?
大正池から三上山、JR加茂駅が最終でしょ?
ここはルート的に外れてるような気がしますがネ・・・・・・・・・・
らくなんトレイルのルートって一筆書きではないようです?
ま、そんな事はいいかということで大焼山到着です。
さらにさらにここから1時間10分、山城の名所万灯呂山展望台
これは六甲山系でしょうか。
最近の異常気象、先日の台風21号の影響で倒木や小枝が落ちて踏み跡を消してます。いたるところで倒木により行く手を阻まれました。特に艮山からの下りはかなり倒木があり、迂回するにもし難いところもあります。
風の通り道となったところでは数十本もの杉の大木が折り重なり行く手を阻み。時には沢に下り大きく迂回することもありました。かなり道は荒れてます。
最後の万灯呂山から龍王の滝(スタート時に登場した龍王の滝とは別物ですが、なかなかの滝ですよ))への道は大荒れ。完全に道が塞がれています。私は急斜面を滑り落ちるようにして沢に下りて沢を渡り対岸の林道に抜けました。
で、今回の迷いの検証を行った結果、間違いの元は山入口の地形図の点線を勝手にここだと思い込んだことです。実際のルートは地図上ピンクの太線あたりになるようですが、入り口はわかりません。
でも納得がいかないのでこれはいずれリベンジしたいと思っています。
この続きは地図下方の大正池、田村新田からとなるんですが、ここまでどうやって行ったらいいのだ。
チャリを終点JR加茂駅に置いておくことも考えたけど、車を取りに最終ここまでチャリで上ってこなきゃならない。
山登りの後そりゃしんどい!
その反対策をとってもチャリでスタート地点のここまで上ってこなきゃならない。
やっぱりJR玉水駅から舗装路を延々歩くっきゃないかと・・・・・・・.
しかしここから終点のJR関西線加茂駅までは部分的には一度は歩いたことがあるので気分は楽勝です!(^^)!