1月27日(土)
関西のマッターホルンと言われるような三角垂の山。
霧氷樹氷、さらに巨大なエビの尻尾でも関西屈折の名所。
そんな山に登ってきました。
近鉄榛原駅から1~2月限定で走るバス「霧氷号」今日も多くの登山者がバスに乗り込みます。この時間続けて3~4台発車したようです。
駅前で道路はアイスバ~ンですからこの先高見山はどういう状態なんでしょうか。
今週は大寒波襲来で低温状態が続きましたから期待できますね。
先週は雪が全くない、もちろん霧氷もない状態の日があったらしいから。
でも雪山経験が初心者の私としましては雪の多すぎるのも困るんですが。
バス霧氷号で行くと、高見山登山口に降ろされます。帰りのバスはなぜか「たかすみ
温泉」発となります。なぜ?
ぐる~と周回して来いと言うサービスなんでしょうか?
ここからの登山道は「旧南伊勢街道」紀州、大和、伊勢を結ぶ交易路
だったそうです。
こういう交易路って各地にありますが、昔の人のパワーには驚きを感じます。
紀州徳川家の江戸参勤交代にも使われたとのこと。
登山口からこの雪ですから・・・
小峠まで1時間。
ここで多くに方はたかすみ温泉からの登山道と合流方面に向かうようですが、私は昨年と同様大峠を目指します。
しかしここからの道は先行者も少ないようで雪がハンパなく深くなってきました。
ここから左側のトレースに沿って入ります。
それでもこの眺めは疲れを忘れさせてくれます。
大峠に到着。数台の車が見えます。
ここまで車で来るとは「ズゥ~ルゥ~~」などとは言いませんよ。(~_~;)
ここまで車でよう来るな。わたしなんて恐ろしくてとてもてても・・・
だいたいビールだっていっぱい歩いた方が何倍も旨い!!
それと一緒だ!
などと愚痴るのでした(笑)
ここからは急な登りが1時間続きます。
なんせこの雪が歩きにくいのって。なれない私はしんど~いですが。木々のこの芸術は素晴らしいです。
残念ながら真っ白な空に溶け込んでしまってイマイチ映えませんが、それでも感動もんです。
スタートから2時間50分、ついに頂上到着
昨年の超強風からすればかなりマシではあるものの強風が吹き荒れてます。
避難小屋の上の展望台からはこの眺め、残念ながら全くダメ。
とにかくこの強風を避けるには避難小屋に入るのが一番。
しかし当然のごとく中は立ち席?まで超満員。中で立ち食い状態。
仕方ないここは小屋の風下側の僅かなスペースに割り込ましてもらって、しゃがんで
おにぎりを食べるのでした。
もちろんカップ麺も用意してましたが、この状態では早く食って下りたいの一念ですから。
登ってる時違って当然寒さが襲ってくるわけで、誰かがマイナス10度だって、と言ってました。
チョットでもガスが切れてくれないかなァ・・・と念じながらとにかく写真だけは撮らなくてはと。
瞬間ガスが切れて・・・・
エビのシッポも写真ではイマイチどうなってるかわからないですね。
寒い 寒い 長居は無用です。ちょっとでも晴れるのを期待したいですが、この状態では仕方ありません。
延々と樹氷のトンネルは続きます。
途中の笛吹岩で突然の・・・・・
僅かな時間でしたが青空と陽光が・・・・・・
樹齢700年と言われる高見杉
丁度5時間の山歩きの〆は。
山歩きの後の温泉と至極の一本。
さて、次週は三峰狙うか(~_~;)