12月12日(土)
チャリンコ山岳隊も今年度最後のイベントとなりました。
そして6回目の今回は、六甲最高峰。
今回の六甲山に挑むのは、ジダンさん、フランさんご夫妻、O君と私の5人。と、今回私のお気に入りさんから、あさなるさんと同僚の方、合わせて7名で歩きました。
芦屋川駅前の小広場にはこれから登る山屋さんたちが数多くおられます。
私たちもここで待ち合わせ。8時45分スタート。
私はこのコース3年前に初めて歩いて、今回が2度目。ジダンさんが記憶が薄れるほどの過去に歩いたとの事。他のメンバーは初めてということで、初心者集団のわが隊とこれまた初心者のあさなる隊もチョト心配顔なのですが、「登っちゃいば後は楽だし、温泉もあるし」と気休めを並べてのお誘いでした。
芦屋と言えば高級住宅街というイメージが有りますが、登山口に向かって歩いて行くと急坂の両側は高級車が当たり前のように置かれ、走ってました。
急坂を歩くこと35分、登山口の高座ノ滝に。
ここからしばらくは急登の岩場が続くお馴染みのロックガーデン。
今日も温かく汗を拭き拭きの登りとなります。
休憩を入れながら「風吹岩から先は楽になるから」と気休めを言って登り続けます。
この辺りは比較的歩きやすく
晩秋の香り漂う中、落ち葉を踏みしめての私の好きな瞬間でもあります。
人気のルートと言うことで休憩時には抜きつ抜かれの状態が続きます。
3年前に来た時も「ここは気合を入れて」と思ったものだが、実際はそれほどでもなかったような記憶が有り、今は親切な方がこんな札を下げてくれてました。
やっぱりロックガーデンの方が厳しいかなと思うのですが。
そして「ついに」か、「やっと」か、
一軒茶屋に到着。
私が来た3年前は雪のある時で、「こんな所に茶屋が有ってはいけません。ついつい入ってしまいます」などと言いながら迷いなくこの茶屋に入って、カップめんとかも用意はしてたものの、ここで食事をしてしまいました。
ここから歩いて数分で六甲最高峰931mに。芦屋川から丁度4時間でした。
ちなみに なぜ山頂ではなく最高峰なのか。
六甲山とは山名ではなくこの辺りの山地の名称だそうです。
その中の一番高い所がここだそうで、それで最高峰なのだそうです。
さすがに人気の山ですから、一軒茶屋の前の広場や、ここ最高峰の広場では沢山の人が昼食中。
私たちも一段下の電波塔の前の広場で昼食タイム。
今回のおもてなしは、ぜんざい。
こだわり派の?私としましては是非焼き餅を入れたく、研究を重ねましたが、残念ながらうまく焼くことが出来ず断念。
で、仕方なくあの薄いシャブ餅を持ってきました。熱々のぜんざいでやわらかくなって、ないよりはましか、と。
それでも「今まで食べたぜんざいの中で一番おいしい」などと言われると、すぐ本気になって嬉しくなってしまう私でした。!(^^)!
1時間近くたった、1時40分で下山開始、有馬温泉に向けて下ります。
ここトトや道(魚屋道)歩きやすくその昔は大八車も通ったと言うくらいで、その頃の国道のような存在だったよようです。
下山は早いもので、最高峰より1時間10分で有馬温泉登山口に全員無事下山。
ここは標高370mあることと(ちなみに芦屋川駅は標高30m)、歩きやすい道の関係で楽勝でしたが、メンバーによってはチョトしんどい山だったかな?と思います。
疲れた体にはやっぱり温泉。
ここ有馬に来て温泉なしでは話になりませんと言うことで、1時間ゆっくりと温泉タイム。
やはり山帰りの人も多く、混雑していました。
風呂上りには当然のごとくこれは欠かせません。
目一杯温泉で温まって飲む一杯は最高の贅沢だと(安い贅沢ですが)この瞬間は思います。(^J^)
チョトしんどかった方もおられたようですが、無事走破できたことに感謝。
皆さんには途中エネルギー補給の差し入れもありがとうございました。
また今回ご一緒してくれました、あさなる隊のお二人には気を使っていただきましてこの場を借りてお礼申し上げます。
早春の大文字山に始まった今年のチャリンコ隊山歩きも今回で本年最後。毎回怪我もなく皆さん歩けたことに感謝。
そして年明け1月は樹氷行くぞ~!と言うことで。