兼平の空と大地

山と川と大地に遊ぶ日記です。

チャリ山岳隊 春日山を歩く

2018年03月18日 | チャリ山岳隊

3月17日(土)
我が山岳隊今年最初のイベントは、奈良春日山から若草山へのハイキング。
本当は1月の霧氷登山が計画されましたが、隊員の体調不良者が相次いだため中止。そしてこの春日山ハイキングは昨年雨で流れたイベントのリベンジと言うことで企画。

コースは地図下の青の線(柳生街道滝坂の道)から反時計回りで、ぐる~っと一周しました。




















スタートは
近鉄奈良駅。ここからグル~っと一周してまたここまで戻ってくるという予定です。






本日の参加者はジダンさん、ヨッシーさん、カニさん、そして初参加の会社のマドンナ
アキちゃんと私の5人。
快晴のチョト肌寒い中スタートです。
















上の写真で遠くに見えるのが春日山




街中を歩き新薬師寺の近くの開店前の果物屋さんで朝採りイチゴの山盛りパックを3個ヨッシーさんが買い求め、昼に皆さんでいただきました。
ごちそうさまです。


1時間近く歩いて滝坂の道に入りました。
















小ぶりの滝(滝坂の道の由来)がいくつもある側の石畳の道。昭和の初めごろまでは柳生と奈良を結ぶメインルートだったそうです。馬車や荷車で物資が運ばれていたらしいです。
先月の六甲山魚谷道もそうですが、先人たちのたくましさには脱帽です。

寝仏
風化が激しくイマイチ確認しずらい。
















石畳の道脇に、いかにも転げ落ちてきました感でありました。

夕日観音

















朝日観音
















こういう石仏は各地の由緒ある街道筋には残ってますが、先人たちはどう言う想いで掘ったのでしょうか。



この道は水の流れと原始林の木々の中で、夏でもそこそこ涼しく歩けるのではないかと思われます。



















スタートから2時間弱、首切り地蔵に到着。
















我々と同等の背丈の地蔵様。その名の通り首の部分に切れ目があります。荒木又右エ門が試し切りをしたらしい。
それはともかく、よっしーさん丹念に首筋の切れ目を検証。これは一旦切り離された頭を載せてあるある?それでは揺れたら落ちるので、コンクリートで接着してある?
どうもこの首を一周している筋に侃々諤々。
結論は出ませんでした。



少し歩くと芳山交番。
そう、こんな山ん中でも交番がある?
人家なんてないのに。
そうです、訪ねてくるのは迷子になった鹿さん位(笑)

(いわゆる街中のおまわりさんの交番とは違います)







ここからは奈良奥山ドライブウェイを歩きます。


ドライブウェイと言ってもこの辺り奥山まではほとんど車は来ません。たま~に自転車(笑)バイク、
と思ったら・・・・・・
びっくり(@_@。
















奈良交通定期観光バス?
世界遺産春日山原始林を巡るんですねェ。

ところで、ここは原始林、では原生林とは何が違う?
こういう疑問を常に持つことは重要なことですね。子供のうちはこんな疑問をいっぱい持つから知識をいっぱい吸収して成長する。しかし我々(一緒にしてすんません)
おとなは疑問を持つことに疲れてる。じゃまくさい、いまさらどうでもイイことは面倒だ。知っててもしらなくとも何らこれからの人生に影響がない!などと思ってしまいがちですよね。
ようは何が言いたいか!
「脳の劣化を早めてる」
かな?

サア皆さん、脳の劣化に少しでもブレーキを掛けるためにも、原始林、原生林の違いを調べましょう。

















30分も歩くと鶯ノ滝分岐。ここで昼食とします。
カニさんが皆さんのカップ麺のために2ℓの水を背負ってきてくれました。ありがとうお疲れ様です。
そのカニさんと私はチョと寒い中「カンパ~イ」(^ム^)
(まったく写真忘れてます(笑)山盛りイチゴも撮っとくべきだった、すんませんヨッシーさん)

昼食後は鶯の滝に寄り道
元気なヨッシーさん、トレランの一団に引っ張られ走って行ってしまいました(笑)
















落差10mだそうです。




















カニさん「心が洗われるなァ」・・と
日頃心が汚れてるカニさんらしい一言(笑)


春ですねェ。
昆虫たちも活動し始めたようです。
テングチョウ


















スタートして5時間弱
若草山三重目(山頂)到着













































































下界の奈良公園でしかせんべいをねだってる奴らに比べたら、たくましさを感じさせる連中です。


ここから二重目一重目と下って行きます。
霞がかかってはいますが、なかなか気持ちの良い若草山からの眺めです。

















この後多くの観光客の中を、場違いな格好をした私たちはゴール地点の近鉄奈良駅に向かうのでありました。

今回初参加のアキちゃん、懲りずに次回もご一緒しましょう。
6時間ちょっとのハイキング皆さんお疲れさまでした





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