兼平の空と大地

山と川と大地に遊ぶ日記です。

らくなんトレイル① 宇治喜撰山

2018年03月04日 | らくなんトレイル

3月3日(土)
京都では京都一周トレイルが有名な存在ですが、最近「らくなんトレイル」なるものの存在を知った。京都宇治から南部の加茂町まで約50㎞らしい。しかし情報収集するもイマイチ全容がつかめない。
のルートを設定した「洛南山の会」のHPを見てもさっぱり・・・・?

それでもなんとなく宇治から喜撰山経由天ヶ瀬ダムまではわかってきたので歩いてきました。

スタートは宇治塔の島
















8時15分スタートです。
まずは大吉山を目指します。塔の島朝霧橋からの大吉山(帰り撮影)






























宇治神社世界文化遺産宇治上神社を一礼して通り過ぎるとすぐに大吉山の登り口。

この辺は地元の方の散歩コースと言うことで皆さん挨拶を交わしながら歩いています。



スタートから20分ほどで展望台に。
















春霞でしょうか、この時期特有のモヤモヤ感で遠望は出来ません。
ここから少し登ったところが山頂、(131.8m)三角点も有ります。





















見通しはゼロで、先の朝日山を目指します。
一旦少し下りて登り返すと朝日山山頂(124m)
朝日観音があり、展望も少しあります。









































ここからは志津川の集落に向けて下りて行きます。

スタートから1時間ちょっと志津川です。





















しばらく舗装路を歩いて神女神社へ。実はこの神社の前の道を喜撰山ダム湖に向かっては確か2度ほどチャリで走ってます。





















ここで安全祈願をして、「サァ出発」が・・・・・・・・?

情報収集の結果、この神社の裏手から山に入るらしいので裏手に廻るも???






















右手側に僅かな隙間があるもその先は・・・・・
誰も歩いた形跡なし。
「エ~」!
困ったなァ
無理やりこの隙間から登るか?・・・・・・
「でも確かに何人かの人は神社裏手って書いてたよな」?
トイレの裏手は・・・・・
なんか誰も歩いた形跡ないよなァ・・・・・・・・
この狭い神社敷地だものわからんわけがないはずなのに・・・・・・

で、で、で、ついに侵入口を発見!
トイレ裏が正解でした。

道路から階段を上がったところがこの写真。
右の階段を上がると本殿。
正面の小屋がトイレ。
トイレの左横から入ります。
もちろん1度は確認しましたが・・・・・踏み跡がねェ~・・・・







トイレ横に入ったところでこのテープ見つけました。
他の方のブログでも見覚えがありましたが、私なりにそこそこ大きいものだと勘違い。
指幅のビニールテープです。
ここから先はこの黄色のテープが
道案内。(文字は書いてません)



しばらくはこのテープがないとホントさっぱりわかりません。こまめにテープが巻かれてるのでそれを頼りに進むだけ。
赤やピンクのひもも繁盛にあります。でも最終黄色を目指してください。他の色は分岐で離れたりします。

志津川の集落が見下ろせる場所で休憩。





















この表示板が正面に表れたら
志津川から40分)
こ先ははっきりとルートが分かる尾根道になります。







鉄塔をちょっと過ぎたあたりに眺望の良いところがありました。
愛宕山から西山、霞んでなければあべのハルカスも見えるらしいです。
こんな宇治の山中で意外でした。

















先ほどから重機の音がうるさいなァと思った原因はここでした。
岩石採掘場?

















巨大な斜面に小さく見えるダンプカー

















ここからはほぼ下って行って、舗装路に出ます。

ガードレールの間、ここが出てきた場所。
ちなみにここには何の表示も有りません。
良く見ると奥の方の木に黄色のテープが。
道路に出たら左に・・・(この写真だと右)上り坂です。

数分で喜撰山ダム湖に到着
















かなり水位は下がってます。このダム湖は夜間に満タンにして、電力需要の高まる日中に水を放出発電するんだそうです。(揚水型ダム)


ここのフェンス横からいよいよ喜撰山に登ります。
正面の木に黄色のテープが・・・

約20分ほどで山頂(416m)です。
スタートから3時間ちょっと。低山とバカにしてたらこんなに時間がかかってしまいました。(笑)











眺望もないので喜撰洞に寄ってみることに。
喜撰洞と言えばそう、喜撰法師ですよね。

わが庵は都のたつみしかぞすむ世をうぢ山と人はいふなり

ここでのうぢ山とは、いまのここ喜撰山を指すらしいです。

数分下ると到着

































山頂に戻り、どこか昼食場所を探しながら下って行きます。
結局林道出合まで下りてしまいました。



ここからはしばらく林道歩きが始まります。

ここを歩かれた方がよく言うのは、
誰にも出会いませんでした。
結局私もそうでした。
この後森林公園を通過時には数人の方と出会いましたが。
やっぱりマイナーなルートですね。
私は好きですけどね(^ム^)

林道を歩いていくと何やらゴミが多いな.
まったくマナーが悪すぎる<`ヘ´>!
それにしても100m位の間に集中してのビニールゴミ?

わかりました。林間の隙間から見えるのは宇治市産業廃棄物最終処分場。












風で下から吹き上げられてきたようです。
間接的には我々が排出したごみなわけで・・・・
考えさせられます。

天ヶ瀬森林公園にここから入ります。通行止め?らしきコーンの置き方ですが、なんの表示もないので入ります。
(注、右側の細い木に黄色)






















公園内の梶山展望台から
中心の二つの山が今朝スタートした大吉山と朝日山でしょうか。

















後は公園内をどドドドーと下りて、ゴールの天ヶ瀬ダムを見下ろせるところまで来ました。


















あれ?放流してませんね。スタート時には放流中と表示されてましたが・・・・・

そしてダムの上に下りてきました。
ダムの高さ73mだそうで、のぞき込むと吸い込まれそう(@_@。

















ダムの上を渡り切って本日の予定終了。
結局7時間近い歩きとなりました。
こんな山では物足りないだろうということで、この続きのくつわ池まで行ったろうか、
なんて最初は思っていたものの、なんのなんの、17kmたっぷりと歩かさせてもらいました。

これだけ情報が少ないこのらくなんトレイルルートも、考えようによっては面白いですね。とは言ってもこの先はあるんでしょうか(笑)
一応この先くつわ池に入れそうな地図の点線は確認しようと・・・・・
たぶんここだろう?と、マア、確認はしましたがねェ?さてさて・・・・・・










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