11月7日(土)
中山って?
そんなん知らん!
そうなんです。中山っていう名の山。
そんなある意味山名としては変な名の山ってあるんだ。
・・・から始まったのでした。
ガイドブックによると476mの低山ながら、ほぼ自然林の登山道で、展望も雄大で岩場あり、滝ありと気持ち良い歩きが待ってるとのこと。
そんな中山縦走路を山友さんと歩いてきました。
阪急宝塚線「中山観音駅」をスタート、下山は一つ隣の駅「山本駅」です。
あいにくの天気。そう、雨模様。
霧雨が時々舞っている中のスタートです。
駅名の通り近くの中山観音寺の境内を通り抜けます。
あいにくの雨の中ですが、七五三のお参りで、おめかしした可愛いちびっ子たちが多く見られました。
桜の葉も良い感じで色付いてきてます。境内からの眺めも天気さえよけりゃ良さそう。
境内を抜け、お墓を抜け、奥の院参道を登ります。
道のところどころにはお地蔵様が見守ってくれてます。
コウヤボウキの花もこの縦走路では至る所に咲いていました。
霧雨の中傘をさしながらの歩きとなります。
時折り地元の方でしょうかすれ違います。
昔からの奥の院参道なんでしょう。
一見歩きやすそうな石畳感がありますが・・・・・・
実は石を並べてあるだけ、置いてあるだけって感じで石は乗ると動きます。
スタートから50分。夫婦岩到着。
大岩が2つで夫婦岩と言うわけだが、昔の人はこんな大岩を信仰の対象としたことが多くの地区にに残っていますね。
夫婦円満、仲良く永久にこの大石に例えたのでしょう。
休憩には良い所なのですが、なんせこの天気、霧雨でけむり展望もなし。
こんな美味しそうな…・・(笑)
「これ、から揚げで美味いんよ」!
と言ったら・・
「まさか!信じらえれない」
と山友さん。
「エビも蟹も一緒じゃないの」
「マア・・そうだけど・・・」
そんな会話があったとかなかったとか(笑)
スタートから1時間30分奥の院到着
カエデでも木によってこの違い。
真っ赤と真っ緑(笑)
雨のかからないところでやっと休憩です。
今これを書きながら気が付いた!
ここ名水があったんだ!
この時は完全に忘れてた(>_<)
名水「大悲水」
なんか意味ありの名が付いてますね。悲水ってか・・・
ガイドブックには参拝者も多いと書いてあります。
こんな雨模様でも時々参拝者が来られてました。皆さん歩いてこられてるようです。
休憩後中山山頂向けて歩きます。
霧雨はほとんど止んだようです。
小さなアップダウンを繰り返したころ山頂へ。
山頂広場はこんな天気にもかかわらず大勢の人でびっくり!
「すごいな。こんな天気なのに、やっぱり人気の山なんだ」
などと思ってたら・・・・・
写真シャッターを頼まれて行ったら・・・・
私たち以外はみんな同じグループの方々でした。(^-^;
子供さんから中高年まで十数名でした。
で、で、で、・・・・
山頂からの素晴らしい展望は・・・・・
アハハ!
なあんにも見えません(-_-メ)
気を取り直し本日の山飯作りとしましょう。
最近ハマってるホットサンドメーカーを持ってきました。
まずは市販のピザを2枚重ねで無理矢理詰め込みます。
はみ出た部分もなんとか入れ込み焼きます。
なんか美味しそうに焼けましたよ。
アツアツを頂いた後はもう一品。
6枚切り食パンの上に、とろけるスライスチーズ、バナナ、はちみつかけて、
パンもう一枚乗せて、・・・・・
ぎゅぎゅぎゅ!
無理矢理挟んで……
両面焼いたらハイ出来上がり・・・・
これ、なかなか旨いのです。
山友さんも喜んでくれました。
そんなこんなで楽しんでたらチョットだけ下界が見えました。
肉眼では梅田の高層ビル群からあべのハルカス、さらに金剛葛城山も・・・
昼食後はさらにアップダウンを繰り返しながら下山します。
天気さえよければ抜群の展望が待ってると思います。
今日は残念ですが・・・・・
そして半端でない岩場が待っていました。
この岩場を写真では伝わりません。
一気に高度差100m下るそうです。
確かに下りは大変です。
山友さん必至の踏ん張りです。
大阪空港が正面に見えて、離発着が霞の中でも確認できますが、
山友さんそんな余裕なし!
まだかまだか・・・
と言うくらいロッククライミングは?続くのでした。
なんとか無事下山。
最後は最明寺滝を見てゴールとします。
約6時間の山歩きでした。
低い山だし物足らんかなあ・・・
なんて思ってのスタートでしたが、いやいやなかなかの歩きがいある楽しい山でした。