エフェクターの筐体設計

エフェクターの筐体として、よく使われているアルミケースに、HAMMOND社の1590Bと、タカチ電機工業のTAKACHI TD6-11-3Nがあります。私はタカチ派です。その理由は、

１．微妙に大きい
1590Bは113x61㎜　TD6-11-3Nは115x64㎜
特に横幅の3㎜差は、2.54㎜ピッチ穴のユニバーサル基盤で1穴分違います。この１穴の違いは結構大きな意味を持つのですが、それについては後ほど。

２．安い
1590Bは1452円　TD6-11-3Nは902円(共立エレショップHPより)
1.5倍以上違うので、これも大きいです。エフェクターの材料費って、電子回路部品よりもむしろ機構部品が高いので何とかしたいところです。これについてもおいおい話していきます。

というわけで、タカチ電機工業のTD6-11-3Nを使ってエフェクターを作成するときの、筐体図面を開示します。
冠野製作所では、原則このデザインでエフェクターの作成を行っていきます。