晴旅雨旅

爺の前に道は無し。爺の後にも道は消えかけて…枯れた中年爺の独り言

ランニングへのご招待

2017-02-04 20:57:32 | ランニング

ランニング・ブームに乗り遅れたあなた、いつからでも何歳からでも始められますよ!

空前のランニング・ブームです。でも、こんな人、居ませんか?

「身体を動かすのは好きだけど、ただ走るのはつまらなさそうだし、長距離はちょっと苦手だし、ましてやマラソンなんてとんでもない!」

いやいやそういった人がハマるのが、ランニングです。学生時代に文化部や帰宅部だった人が数多く走っています。「汗を流す、って気持ち良いね!」「おやぁ?ベルトが緩くなってきたぞ。そういえばジーンズもワンランク下のサイズがはけるじゃん!」「血圧に黄信号が灯っていたけど、先日検診受けても何にも言われなくなったなぁ!」

さらにちょっと怪しい〝麻薬の話〟ですが、走ることによって、徐々に脳内麻薬(エンドルフィン)の分泌量が増えてきます。これがランナーズハイの状態へと誘い、走れば走るほどに幸福感が増してきます。他の事を三日坊主にするような怠け者でも、ランニングを続けられる人が多いのはこんな理由があったからです。

<早速、走ってみようかな?という人>

①先ず道具からです。シューズはランニング専用、それも見栄を張ってレース用のものを選ぶのではなく、トレーニング用のガッチリして厚底の物を選びましょう。実は、ランニングを辞めてしまう人の一番の原因は、脚の故障・怪我です。レース用は上級者用です。選手クラスの人はレース毎に靴を新調するほどに、それは作りが繊細で消耗の激しいものです。できることならランニング専門店で、初心者であることを隠さず、店員さんに相談しましょう。ランニングの的確なアドバイスとその為に必要最低限のグッズなど丁寧に教えてくれるはずです(それを面倒にするような店は避けましょう)。

②ウエアは何でも構いませんが、余裕のある人は、ちょっと派手めなセンスの良いものを店員さんと一緒に選ぶのも楽しいですよ。スポーツは見られることによって緊張し、それが良い意味でのストレスとなって、新しい自分の発見へとつながります。ただし、日曜日の午後などお店が混んでいるときは店員さんも忙しいので、できることなら平日の昼間が良いでしょう。

③走りはどんなに遅い人でも、意外にスピードがあるので、交通事故にはくれぐれも注意してください。その為にも、ランニング専用に整備された公共コースまで足を運び、他の人の走りを参考にしながら、少し早く歩くことから始めましょう。すると、知らず識らずのうちに早く走っている自分に気が付くようになるでしょう。

さて、次回はもう少し詳しい話をお伝えします。乞うご期待!


サッカーの魂を忘れた名古屋に明日は微笑まない

2016-11-19 23:38:41 | ランニング
J2降格の名古屋、小倉隆史氏の退団が決定 8月から休養、GM職も契約解除
スポニチアネックス 11/19(土)


風間氏 名古屋来季監督受諾 降格「オリジナル10」立て直し挑む(スポニチ 11/19(土))

現在の日本サッカー界のエース風間氏を迎えれば、なんとかしてくれうだろう、というところが如何にも成金趣味的だ。
世界的名監督・選手(アーセナル監督ベンゲル氏、世界的ストライカー妖精ピクシー・ストイコビッチ氏、マイアミの奇跡を起こしてブラジルを破った鬼才の西野朗氏、日本代表・本田・吉田などのサッカー界のスター)を思うがままに集められる財力を、サッカーの本質だと思っているのではないだろうか。
たとえ世界一の監督、選手を集めても、サッカーの基本を忘れた名古屋に明日は微笑まない。

グランパス降格は恥だが、役に立つかな?

2016-11-09 04:51:03 | ランニング
人気TV番組「逃げるは恥だが役に立つ」
古巣・名古屋のJ2降格に本田が持論展開「落ちること自体は悪いことではない」
人気テレビドラマのタイトル「逃げるは恥だが役に立つ」はハンガリーのことわざで、人は自分に相応しい場で闘え、との意味らしい。
グランパスはJ1どころかJ2の実力も怪しいが、先ずはここでサッカーの原点に戻り、鍛えられ実力を蓄え、J1に戻るのが王道だ。
しかし、どうも妙なプライドが新生チームを初めから覆っているようだ。骨の髄まで染み入ったトヨタのおごりと名古屋人の拝金主義が足かせとならなければ良いが…

年々賑やかになる「ハロウィン」だが、思い出すのは後輩の死

2016-10-31 04:14:26 | ランニング
「日本人留学生射殺事件」wikipedia

高校ラグビー部の後輩の服部君がアメリカの銃社会の犠牲になって、はや四半世紀が経とうとしている。実は私たちのラグビー部はその頃、練習中の事故でもう一人、亡くなっている。共に原因は違えど、肉親の方の悲しみは如何ばかりかと心痛する。今でも、ラグビー部の集まりがある時には、必ずと言って良いほど話題になり、気分も落ち込む。

ハロウィンで着飾っている、服部君と同年齢の若者があげる華々しい歓声に罪は無いのだが、やはりどうしてもアメリカの銃社会の現状が、その頃と変わっていないことに腹ただしい気持ちになる。

2003年3月、アメリカはイラクに侵攻した。日本では当時、これに抗議する市民によるデモや集会が自然発生的に全国に広がって行った。70年安保闘争を彷彿とさせる市民の政治参加でもあった。デモを見ていた群衆も、途中街頭から次々に加わり、どんどん大きくなっていくシーンもあちこちで見られた。
その集会で、服部君のお母さんが銃による愛息を亡くした悲しみを訴え、無意味なイラク戦争に日本が加担することを抗議していた。頭が下がる思いだった。私も妻や娘、そして沖縄出身の私の教え子とその母親などみんなで街頭に繰り出した。教え子は新聞社のインタビューを受け、しっかりと応じていた。

何年か前、脱原発ムーブメントでも同様の市民参加が盛り上がった。時折見せるこうした市民の怒りは、残念ながら日本ではなかなか次へと繋がらないかに見える。けれども、注意深く観察すると、その前後の変化に市民の民度は確実に進化していることが表れている。ゆっくりではあるが、着実に社会は歩んでいることに自信と希望を持つべきだろう。

トレイルランで幸せいっぱいになろう!

2016-10-14 03:14:50 | ランニング
幸せ感呼ぶ 脳内ホルモン
「エンドルフィン」作るには ランニングや入浴が効果的 (日経新聞2016/10/13付)

「マラソンは楽しい」と言うと、経験していない人は「そんな馬鹿な」と思うだろう。しかし、人間にはエンドルフィンを体内で作って、走ることのストレスを解消しようとする働きがある。これが思わぬ“副作用”をもたらす。いわゆる「ランナーズハイ」だ。
(エンドルフィンとは、一言で言うならば「脳内麻薬」だ。こう言うと少しおどろおどろしいが、モルヒネの6.5倍の鎮痛作用がある。 そして、脳を活性化し、精神的ストレスの解消に効果があり、免疫細胞の防御反応を 強化する作用もある)

ただし、走ると直ぐにエンドルフィンが十分に作られるのではなく、ある程度の時間が必要となる。さらに、何回か繰り返すと徐々に作られ易い身体になっていく。
実は、マラソンの練習が長続きするのは、こういったエンドルフィン生成の仕組みにあるとも言える。人が思うほどにはマラソンは、練習も含めて、辛くはないスポーツだ。もちろん、オリンピックなどで走る一流ランナーは苦しみの連続であり、別の意味での幸福を追求する。

マラソンは天性の怠け者である私でも、かれこれ4半世紀続いている。走り過ぎて怪我をしたことも何度かあって走ることができないときは、こんな天然ボケでヘラヘラしている私でも、少しのことで人並みに落ち込むということに改めて気づかされる。

マラソンを楽しむには絶好の季節を迎えた。少し走ることに慣れたら、是非ともトレイルランに挑戦して野山を駆け巡ろう。マイペースで行えば、病みつきになること間違い無し。山中で豆をガリガリと挽いて淹れるコーヒーの味は、この世の物とは思えない味がする。