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爺の前に道は無し。爺の後にも道は消えかけて…枯れた中年爺の独り言

「熟議カケアイ:文科省政策創造エンジン」

2010-07-30 08:30:32 | 日記
文科省が始めた社会実験「熟議カケアイ - 文科省 政策創造エンジン」とは?

以下は上記WEBサイトからの抜粋です。
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「熟議」とは、多くの当事者による「熟慮」と「討議」を重ねながら政策を形成していくことです。具体的には、政策を形成する際の、下記のようなプロセスのことを言います。

1.多くの当事者(保護者、教員、地域住民等)が集まって、
2.課題について学習・熟慮し、討議をすることにより、
3.互いの立場や果たすべき役割への理解が深まるとともに、
4.解決策が洗練され、
5.個々人が納得して自分の役割を果たすようになる、
教育を取り巻く様々な状況の変化を踏まえつつ、課題に立ち向かい、乗り越えるための知恵と実行力を生み出していくためには、教育現場に関わる様々な立場の方による「熟議」に基づく教育政策形成を促進することが求められています。
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これに対し、JB Press による以下の記事も参考になった。
http://jbpress.ismedia.jp/articles/-/3789

ツイッタ―上では、名古屋でも始めたい、とつぶやく方が多い。私も勿論、皆が論議を交わすことに異議は無い。
しかし、どうしても文科省主導ということに引っ掛かるのは、過去の先輩方の苦渋、そして今なお続いている闘争の数々を考えると素直になれないからだろう。「今までの事は忘れて、さあ、みんなで仲良くやろまい!」と言われて、「そうだね、仲良くしないとね!」と言った途端、梯子を外される、なんて嫌だからね。

それでも、きっと自分の近くで始まれば積極的に参加してしまう自分が想像できる。全く無視するか、うがった見方のまま非難に終始するか、“大人”になって粛々と述べるべきことを述べ、聴くべきことを聴き、改めるは改めて少しでもベターな社会の創造に手を貸すか、答ははっきりしている…かなあ?とにかく、今のところ自分から始める気はないが、協力できるところは協力できれば、と思う。