ひーりんぐたいむ

カナダのバンクーバーでレイキを実践&指導する平野かおりが日常のあれこれを綴ります。
ライター業もやってます。 

スパムむすびから

2008年09月09日 | 雑感
「スパムむすび」って聞いたことがありますか?
北米の日系人に関する本を読んでいたら、出てきました。
ハワイに行ったことのある人にとっては常識なのでしょうか?

ランチョンミートの缶詰「SPAM」を握り飯の上に載せて海苔を巻いた
おにぎりのことだそうです。
日本人がハワイに移住して食べていたおむすびを
みんな「ムスビ」と呼んで、梅干だけじゃ元気が出ないと
蛋白源にスパムを載せたのが始まりとか。

調べてみると「スパムむすび用の型」まで販売されている!すごい!

こんなローカルフードを当地に探して思いついたのは
「BCロール」。
これは当地でおなじみのTOJO'Sレストランの東條さんが
うなぎが手に入らない時代に、
鮭の皮でうなぎの蒲焼をまねたのが始まり(とご本人が語っていました)。

スパイダーロールやスパイシーツナロールとか
巻き寿司のネタはいろいろありますよね。

マンゴーやコーンフレークまで使って
色や食感に工夫をしているお寿司屋さんもあります。

ケリスデールの寿司レストラン「味彩」の
野菜のにぎり寿司も楽しいです。
印象に残っているのはエノキダケのにぎりと
じっくりローストして甘くなった赤ピーマンのにぎり。

巻き寿司で思い出しましたが、その日系人の歴史の本では
ハワイに移住した初期の人たちは、とにかく倹約生活を
送っていて、
正月に食べる太巻きが大のご馳走で
子供たちは、中身を一つずつつまみ出して大事に大事に
食べていたそうです。

そうやって大事に食べられたら太巻きもうれしいだろうなと
思います。










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