2013年の今年、20年に1度の式年遷宮の年として注目度が高い伊勢神宮。
「いつかぜひ!」
と思っていたその伊勢神宮へ、先月ようやく行くことができました。
新しい内宮の社殿の方からは、ヒノキの香りが漂っていました。
わたしにとって印象的だったことの一つは、昨年オープンした
「せんぐう館」の展示です。
そこには外宮正殿東側の4分の1を原寸大模型で再現したものを
中心に、奉納される工芸品ほかの展示がありました。
なかでも「鏡」が作られる工程の紹介に惹かれました。
鋳型から外されたばかりの、ざらざらの表面を粗いやすりで磨き
はじめ、しだいに細かいやすりへと換えて、手作業でひたすら磨
いていくそうです。その過程ごとの鏡が実物と映像で紹介されて
います。
最後に、のぞきこむわたしの姿がはっきり映る、曇りのないピカ
ピカの鏡を見たとき、胸が熱くなりました。
匠たちが全身全霊を傾け、途方もない時間をかけて作り出すもの。
そこに神やたましいが宿ると考えた日本人の心に共感!の体験
でした。
*写真は伊勢神宮のおかげ通りで食べた伊勢うどん大盛りです。
(おなか空いてたんですよねー)。
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