先週の木曜に職場で倒れてしまった。
すぐ回復したけど、あれからやる気とか気力がなくなってしまった。
更年期なのか何なのか知らないけど、とにかくだるい、やる気が起きない。
どこも痛くないし、気のせいのような気もするけど、料理も作りたくない。台所に立つのが億劫だ。
また倒れたら嫌なので食べるけど、すぐかじれるパンとか食べて、虚しくなったり。なんじゃそりゃ、だ。
たまにこんな風になーーんにもしたくないんだよー、という日が訪れます。
もうすぐSさんが来る日なので、徹底的に掃除をしたかったけど、それはあきらめました。
動けない時は、動けないんだもんね。
テレビをダラダラ見たりスマホをずっと見たりして、時間が過ぎるのをただ感じていたら、昨日の夜、突然「パスタ」が頭をよぎりました。
やっと、やっと、食べたい物がフッと浮かんだんです。
食べたい物につられて、体が台所に動きます。
僅かに残っていたナスとベーコンでパスタを作りました。
包丁やまな板を使うの久しぶりだなと感じました。
味付けは、レモンと醤油で。
出来たものを食べて、あぁ、戻ったな、と感じました。
睡眠はどうだろうと思いながら入眠。
目が覚めたのは朝の4時。うーん、もうちょい寝たかったな〜、と思っていたら再び眠気が来てウトウト。
次目が覚めたらなんと朝の8時半。
寝すぎでしょ〜、という事でこっちも回復ですね♪
もうね、あれって何なんでしょうね。全てが億劫に感じてだるくて動けなくて何かしようという気力も出てこないあれ。たまにありますよね。
子供の告白があったので、色々考える事が多かったです。
私は高卒、資格無し、なので、子供に専門職が付くと安心できる感じがしてました。これで大丈夫と。なので、その安心を自分で取ろうとしてるのが私を恐怖にさせました。
そんな事したら先々で苦労するよ!
これがその時瞬時に感じたこと。
実はこれ、私も親から言われた事がある言葉です。
私は中卒で家を出るつもりでいました。高校は行かない!と自分で決めてました。
しかし、母親の説得、父親にいたっては涙を流しながらの話になり、私は渋々高校に行く事にしたのです。
私の両親は中卒です。高学歴の人も沢山いるでしょうが、あの時代の人達は中卒の人も沢山いたと思われます。それでも、中卒は辛い目に合うのだから高校には行っとけ!と、泣きながら父親に言われました。どれだけ悔しい思いをしたか、どれだけ辛かったかを、聞かされました。
でも、だから、高校に行ったのではありません。
両親が懇願する高校に行くのが条件だと感じたから、行く事にしたんです。
何の条件か。家を出る条件です。
家を出るのにとどまるなんて変な話ですが、当時の私はお金を持ってない状態でした。中学生なのでバイトもできない。家を出て電車に飛び乗っても、その日1日過ごすお金も持ってなかったのです。
これでは家を出ても困難しか先に見えません。何も見えない。こんな状態では動こうとは思えません。
やはり、ある程度の見通しがないと、家から出られないと考え直しました。
気持ちは今すぐ家から出たかった。中卒でもいいから出たかった。
でも、確かに今ではない、と思ったのです。
なので、私は両親の懇願する条件を飲み、我慢しながら高校3年間を過ごしました。
3年生になると、就職の募集が学校にきました。そうか、こーなってんのか、と、募集の紙を眺め、私の希望の県外、寮付きを見つけました。
道が開けたと感じました。見通しがついた。もう後は動くのみです。
きっと、子供も、見通しがついたと感じたのでしょう。
だから、私に言ってきた。揺るがない思いがあるので、何を言っても本人には届かない。
まぁ、近くを見てみると、中卒の私の両親はせっせと働き、自分達で家を建てました。
高卒、資格無しの私はシングルマザーになりましたが、子供1人を育てられました。奨学金を借りる事なく専門学校に行かせることも出来たし。やめるけどね。
何とかなってるんですよね。
あとは、自分が高学歴、高収入ではない人間である事を受け入れるだけなんですけど、これが意外に厄介だったりするんですよね。事実なのにね。
友達と比べちゃったりすると、しんどくなりますよね。私はこれも経験済みなので、くそ〜!と思ったのを覚えてます。自分は何も持ってないダメ人間だと感じちゃってました。何とかなってるのにね。
何とかなってる事よりも、人より劣ってると感じる苦しみが大きくて。
自分が大卒だったらな、とか思ってました。せめて高収入とかね。低賃金なんてやめてよ、って感じでした。
今子供は変化しようとしてる時ですが、私は彼女からの話を聞いてやるのみで、それしか出来ませんが、それで十分私の役目は果たしてると思ってます。
あとは私は楽しく過ごすのみです。
私が楽しんでる姿を見るのが、子供にとって一番安心できることでしょうしね。
さあ、楽しみますよ〜♪