逢沢りく 上・下

ほしよりこ

19回手塚治虫文化賞マンガ大賞受賞作。

簡単にウソの涙をこぼすことができる美少女、逢沢りくは関西の親戚の家でしばらく暮らすことになる。親戚や同級生たちの繰り広げる関西弁ワールドに翻弄されつつも「私は絶対染まらない」と決意するが、次第に変化しつつあるみずからの心の変化にとまどっていく。特にりくになついてくる幼児、時ちゃんとの交流の中で、ある感情がめばえてくるが、関西を離れ、東京に戻ることが決まったある日……。

親戚の家族のやりとりも、クスッと笑えるし、時ちゃんがキュート。

災害で消えた小さな命

動物も人間と同じ、大切な家族－。災害で命を落とした動物たちの飼い主からの依頼を受けて描いた絵の展覧会「災害で消えた小さな命展」を開催する著者が、展覧会で展示された絵を紹介するとともに、命の大切さを綴る。

ルビ付き。

山内マリコの美術館は一人で行く派展

１人で、自腹で美術館の企画展へ。作品の紹介はもちろん、芸術家の背景にも思いを巡らせながら、シャープでユーモラスな文体でアートの魅力を綴った美術展探訪エッセイ。『ＴＶ　Ｂｒｏｓ．』連載に加筆し書籍化したもの。

6月も中止になってる展示あったり、開催してもすぐ終わりだったりで行けなかったり。

観たかったものが中止になって残念だけど、早くいろんな展示を観に行きたい。

出会い系サイトで７０人と実際に会ってその人に合いそうな本をすすめまくった１年間のこと

花田　菜々子／著

人生のどん底にいた書店員・奈々子は、新しい自分になろうと登録した出会い系サイト「Ｘ」で初対面の人にぴったりの本をおすすめし始めて…。『ＷＥＢｍａｇａｚｉｎｅ温度』連載を単行本化。

大福をお供に。

面白かった。

読んでみたい本もまた増える幸せ(笑)

大家さんと僕 これから

矢部太郎

季節はめぐり、楽しかった日々に見えてきた少しの翳り。別れが近づくなか僕は…。一風変わった大家さんとの“２人暮らし”を描いた、ほっこりあたたかなコミックエッセイ。完結編。

前作面白かったから、今作も読む。