同じ町内のお母さんが亡くなりました。主人と同級生、私は町内の中で一番歳が近い。町内の行事もいつも一緒、そして旅行の同行でもあります。
とても頭がきれて、いつも車を出してくれていました。当たり前のように私たちは甘えていました。とてもとても優しい人でした。
お葬式は8月に入ってから、まだ先ですが、主人は家の代表で顔出しにいきました。私は旅行の同行と近所のお付き合いの関係で近所の友達と顔出しに行ってきました。
いまだに信じられません。きっと彼女のご主人やお子さんたちも信じられずにいることでしょう。私が兄が亡くなった時あんなに悲しかったのだから、どんなにか計り知れないほど悲しい事でしょう。
もちろん、お葬式の時はいきますが、息子が彼女の二男と同級生なので、どうしたらいいのか?と考えていました。ウチで2人行くのだからいいかな?って主人と話していました。
昨日の日曜日、息子が頭が痛いので施術してほしいときました。息子に話をすると、「いや、それは行くべきだろうと」息子が言った。「平日で通夜の時間もまだ仕事から帰れないから、通夜見舞いと香典を作ってくるからだしてほしい」と、言ってきた。まだ先なのに、夕方通夜見舞いと香典を持ってきた。
主人が「いつの間にか、こっちが言わなくても常識がわかるようになったんだな」
そういえば、咲菜が中学の時、火事で小学校の仲の良かった子が亡くなったことがありました。その時学校では「あまり触れないように、お葬式に行く人は、家族と行くように」と、言う話だったそうです。その時は咲菜はママと行ったという話でした。
今の時代、私達高齢者になり、常識だったことが変わりつつあります。若い人に押し付ける事はしないようにと考えていました。でも息子は、私達と常識の観念が変わらない様なので、話をしても否定されることがないので安心です。それどころか勤めているので私たち以上に知っているってことがあるので驚きです。
いつの間にか私たちは追い抜かれたようです。ちょっと複雑ですね。