米国のクランボルツ先生によって提唱された機会遭遇理論(Palaned Happenstance Theory)は、大きな反響を呼んだ。
ご自身は、世界的心理学者となった訳だが、彼は幼稚園時代の旧友を偶然再会し、テニスを楽しむようになった。
そして、そのまま大学へ進学してからもテニスに全力投球する日々を送り、将来はテニスの選手を夢見ていた。
しかし、3年になるとき学校から、専攻を決めないと除籍処分にする旨通告を受けてしまいます。
その時、唯一親しかった教授でテニス部のコーチに相談したところ、「そりゃ心理学だろう」と言われました。
なぜ、その教授は心理学を勧めたのか?それは、たまたまその教授の専門が心理学だったからでした。
そんな偶然で、クランボルツは心理学の世界に足を踏み入れました。これが、私にとって最高のキャリアだと信じていますと語っている。
そして
1.個人のキャリアは、予期せぬ出来事に左右される
2.予期せぬ出来事を避けるのではなく、起きたことを当人の主体性や努力によって最大限生かす
3.偶然をただまつのでhあなく、自ら行動を起こすことによって積極的にチャンスを作り出しキャリア形成の力とする
その為に
1.好奇心・・・・新しい学習機会の模索
2.持続性・・・めげない努力
3.柔軟性・・・目の前の状況や既成概念にとらわれず、ありのままを受け入れる
4.楽観性・・・困難や障害は当たり前と気楽に考える
5.リスクテイキング・・リスクを恐れず行動に移す
と結んでいます。