NSPブログ

大阪を中心に演劇活動をしてるNSPです。
メンバーの日常をちょこっとだけのぞいてください。

クインズホール2

2009-09-12 11:00:54 | エジンバラ演劇祭
2日目はピアノの演奏を聴きにいきました。
Christian Zacharias - Piano

しっている曲はなかったけど、「きれいな曲やな~」「指よううごくな~」
って感じでみてました。

タキシードもきてなくて、教会かなにかで音楽を聴いているような気持ちになりました。
譜面を全く持ってこなかったところもすごいなと思いました。


Edinburgh International Festival
2009エジンバラ国際演劇祭
スコットランド


クーインズホール

2009-09-11 14:23:21 | エジンバラ演劇祭
クーインズホールでは、
朝11:00からコンサートをやっていました。
待合室がカフェになっていて、みんなコーヒーを飲みながらまっています。
一緒にコーヒーを飲んだおばあさんは、「毎月きている」といっていたので、フェスティバル以外の日も
やっているのでしょう。
客席は、全体的に高齢者がおおいです。
そりゃ、平日の11:00なんて、年寄りか、トラベラーですよ。

1日目はメゾ・ソプラノ歌手のコンサート
(Bernarda Fink - Mezzo soprano, Anthony Spiri - Piano)
フォローマイクをちょっとつかっているくらいだったかしら。
ホールの天井がたかくて、空気が震えるのがわかった。
うたった後の「どや顔」が貫録ありました。
パンフレットの写真よりちょっと太った方だったところのに「女」を感じました。

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エジンバラ国際演劇祭
スコットランド

Faith Healer

2009-09-10 11:07:04 | エジンバラ演劇祭
Faith Healer とは「信仰療法を行う人」という意味。
これは日本で調べてわかったことです。

すごい太鼓腹のおじさんが、「パンパカパーン」とかいうラッパの曲に合わせて登場。
そして、お客さんに話しかけます。
場所は、なにか、ホテルの部屋のような感じで、真ん中にはあやしげな旗。
暗転はさんで、同じホテルの別の部屋(調度品は同じやけど、配置がちがうねん)。真ん中には、やはりあやしげな旗。
今度部屋にいるのは女性で、独り言をしゃべりだします。
(これはお客に向けてではないです)
最後は最初にかかった「パンパカパーン」が遠くから静かに流れます。

これは、ほんまにわからんかったです。会話劇でもなく、登場人物がただただ、客席に話しかけたり、独り言をいったり、ひとりでしゃべり続けるのです。
「やっぱり言葉がわからんせいか」
と思っていたら、後ろの席に白人の学生さんのような人が数名いて、
「ねちゃったよ」「シー!」とかいっていました。「ああ言葉の問題ではなかったのね」とどこかで安心しました。
そうかと思えば、カーテンコールで拍手をしながら立ち上がるお客さんもいて。
ほんとお芝居ってわけわかんないです。
エジンバラ演劇祭にきて、お芝居についての考えが何かクリアになるかと思ったけど、余計霧の中に入ったような気がします。

国際演劇祭の作品だから、いいものなんだろうとは思うのです。
そして、役者の存在感もなにか日本ともちがう(気がする)。

まあ、今回「アイルランドの芝居は小難しい」という価値観がうまれました。
陽気でわかりやすいアイルランドお芝居をご存じの方がいたら、ぜひぜひお教えいただきたい。

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Yalta game

2009-09-09 14:00:12 | エジンバラ演劇祭
これも男女の2人しばい。カフェでであった男女。最初は、ナンパから始まったのですが、電車で通い続けるようになり、いずれ離れられない関係になってしまう。
舞台には、たくさんの白い椅子。それが、カフェになったり、電車になったりするのがおもしろかった。
うしろ向きで手をつなぐシーンが印象的でした。
その2人がラストシーンで真正面からキスしたのになにか二人に変化があったのだなと思った。
帰国後エキサイトで、パンフを翻訳したら、2人は週末だけの関係とのこと。
距離感がみえたなあと思った。
これもアイルランドの劇団。

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Afterplay

2009-09-08 17:06:54 | エジンバラ演劇祭
中年の男女の2人芝居です。
お客さんのいなくなったカフェで、チラシの折り込み(みたいな)作業をしている女性。
そこに男性が訪ねてきます。
2人はともに身の上話をはじめます。
話がしんみりしそうになったときに、女性は鞄からお酒をとりだし、男性に勧めます。
男性は、口をつけあまりの強さに笑ってしまいます。
次第に女性もお酒を飲みだします。
男性は、亡くなった妹の話をして(と思う)、それに女性が答えます(妹の代弁をするように)。

女性がコートをきて立ち去ったあと、男性は思い立ったように、紙とペンを出し、何か(手紙)書き始めます。

これまた、渋いっていうか、地味っていうか・・・って感じのお芝居でした。

そのあと見た「The Yalta Game」「Faith Healer」も「似たような感じやな」と思ったら、
同じカンパニー(gate theatre)の作品でした。日本に帰ってからわかってんけど。おれすげくねえ?

アイルランドのカンパニー
gatetheatre http://www.gate-theatre.ie/


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The testament of cresseid

2009-09-07 22:32:44 | エジンバラ演劇祭
testamentは遺言、cresseidはわからず。しらべます・・・。 この芝居はすごいよ。
木の映像をうつしたスクリーンの前に、車椅子に乗ったおじいさんが、いるんですよ。開場から。

そんで、おじいさんが語り始めます。自分のこれまでの人生について。たぶん。
声をあらげたり、自嘲的に笑ったりします。話が、娘のことに及ぶと顔を真っ赤にして怒り出します。
途中で、セリフに女性の声がかぶさってきたり、若い男性の声がかぶさったり。
女性の声がなきだしたり・・・。
おじいさんは車椅子を動かすことも、立ち上がることもなく語りだけ・・・。
さいご、木の映像が溶けて、また再び木になって終わる。

周りは、拍手喝采。
おじいさんは立ってカーテンコール。

動かないにしても、動かなすぎるやろ!

面白い、面白くないとかより、ああこれも演劇かとあっけにとられた。

エジンバラ演劇祭参考サイト

2009-09-07 11:09:03 | エジンバラ演劇祭
参考資料 みさこの覚書でもある。
○エジンバラインターナショナルフェスティバル
http://www.eif.co.uk/英語のサイトしかないのよね・・・

○まずはこういうところで、やすいところをさがしました
トラベルコ
http://www.tour.ne.jp/

○結局、チケットを取ったのはここです
チンタイトラベル
http://www.chintai-travel.com/flight/

○ホテルはここでとりました
http://japan.hotels.com/hotel-igirisu-lian-he-wang-guo/hotel-ejinbara/電話で、「駅からどれくらい?」「お城から近い?」とかいろいろ聞けます。
値段の相談にものってくれました。でも、フェスティバルのことは全くご存じではありません。

○で、結局とまったのはここ
グラスマーケットホテル
http://www.expedia.co.jp/pub/agent.dll/qscr=dspv/nojs=1/htid=1328466フェスティバルの中心地hubから200メートル。お城からも近いし、お土産ものやいっぱい。
中は、迷路みたいです。ネットもできるそうですが、見つけられませんでした。
シングルで1泊8000円くらい。アメニティもそろってます。

○旅行保険
ソニー損保
出発当日までOK。
http://www.sonysonpo.co.jp/wcprod/overseas/T0000000.html?Camp_ID=NTH00C

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peter and Wendy

2009-09-06 22:04:12 | エジンバラ演劇祭
ピーターアンドウェンディというお芝居をみました。チケット売り場の人に「ポピュラーなのを」といったらすすめてくれました。
タイトルどうり、ピーターパンがテーマ。
黒人の俳優1人と、黒子ならぬ白子が10人くらい。

ピーターパン、ウェンディ、ティンカーベル、犬とか、すべての声色を黒人俳優が演じるのです。
なんか、声色がおもしろいだけでなく、一つのセリフの表現力が豊かでした。
ピーターパンは白子3人で動かしていました。とてもアクティブで、細やかでした。しかしこれ、なにかににてない?
トークショー(conversationsといいます)でわかったのですが、日本の文楽を参考にしたそうです。
歩いたり、飛んだりする効果音が生のパーカッションなのも、義太夫をとりいれたもの。
となりのおじさんに「きみは日本人みたいだけど、文楽はみたことあるか?」と聞かれた。「オフコース、フロム、オサカ」と答えると、「それはよかった」みたいな感じになった。私はいままで2回文楽をみたことあるので、うそつきにはならなかったが「もっとみとけばよかった」と思った。
ニューヨークのカンパニーが注目する文楽をこんな身近にありながら、と残念な気持ちにもなった。

私がみた文楽人形は、恋に狂う妖艶な女の人だったけど、木の上をピョコピョコあるいて、頭をポリポリかいて、ウェンディといっしょに大気圏の外まで飛びだします。かわいらしくて、元気いっぱいでした。
文楽をみて、こんな発想がうまれで、そして真似できるなんてすごい!
ピーターパンを動かす3人は、頭、右手、左手だったのが面白かった。

そう見えたのか、練習するうちにそうなったのかは、わからないけど。

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