片岡礼子 日記帳

女優:片岡礼子本人が送る日記。

大晦日 !

2012年12月31日 | movie
「レ・ミゼラブル」

映画「レ・ミゼラブル」
今年の自分誕生日☆プレゼントにしました!
日比谷の大きな映画館で、
封切り日の第一回目の上映に
余裕のある珈琲の量と
上手な甘さのお茶受け持って!!


アン・ハサウェイの歌に!
ヒュー・ジャックマンの歌に!
!!!
揺さぶられました。

こういう大作物は、感情移入というより
年の瀬や、お盆に、
大好きな、大好きな
ジャッキー・チェンの映画が
封切られていた感覚に近くて。。

ワクワクの感動や、ゴージャス感
目当てで選んでしまうのですが。

今回は、
Twitterで見た、一行で、
行かねば。と決意。日が余裕なかったにも
かかわらず、すぐ観にいったのだから
本当に宣伝あっての情報である。

ラッセル・クロウが映画の中で歌いながら
セリフ言うなんて!!

ああ、 なんだか、
内容に、フレラレナイ!
みんなに聞いてみようか。。。

もう。観たひと!!
感想話そ!!
待ってます。
忙しいのに、ごめんね。
無理はしないでね。


よいお年を!
今年の暮れも
映画館へGO!

そしてよいお年を!

(≧∇≦)片岡礼子 より。


『夢売るふたり』

2012年10月03日 | movie
封切りと同時に映画館へでかけてった。

見始めてすぐ、
そうだ、そうだった。
この監督。西川監督の映画は、
痛いんだった。
甘くないんだった・・・と
思い出した。
ふだん忘れているんだけど、
大事な何か…
ひっかかる。

その何かを充分に
思い出せぬまま、

主人公である夫婦のその仕事ぶりに目を奪われていた。

彼らは、小さな居酒屋を営んでいた。
仕事の帰りに、今日の疲れを置いてゆけるような、、
そこに通う人が、
いつかみた夢を少しだけ思いだせるよな。。。

ついつい寄り道するよなお店。

不意に

そこで起きた火事。

なにか、マグマのようなものがどろどろ出てくる予兆だったのか?
あの火事は。と今なら思う。

そんな思いもよらぬ事故から

一瞬で、
怖いほど孤立していく夫婦。

...
そこへ、これでもか、これでもか、
といわんばかりにチャンスの顔をした不運が押し寄せる。

なんだろう。
崖が迫るのが分かっていながら
走るスピードを落とすことのできない車に乗らされて身動き取れない悪夢を見ているような。。。

変な汗をかいた。

恐ろしい地底に引き込まれるのを止めることができない中で

貫也が、頑張るよと笑顔を向けたときのどこまでも、
けなげな里子。

恋に落ちていくときの
儚い夢を見るOL 咲月

........。紀代。ひとみ。
滝子。

リアルに知ってる女(ひと)
のような感覚で見てしまう。
容赦のない描写に
瞬きすら躊躇する。


そして、玲子を演じる砂羽。
彼女の役どころも、
儚くも身の程を知ってか多くを語らない。。
だが後に残る視線をくれてかえって気になる。気になるよ。

デビューから、知っているだけにお互いに出演作には、
改めて何かを言うことは、あまりしないのだが。

玲子は小憎いほどに、可愛い女だった。
脳裏に、この女性の香りの記憶が勝手に残るほど・・・
なのにさらっと
掴めないまま立ち去って行ってしまう。。


いつかの舞台、松尾スズキさん演出の「欲望という名の電車」を観たとき。のこと。。


ほんわか柔らかい、マシュマロのような甘い香りの女性の役ステラでありながら、
その夜の帰り道、さっき見た舞台を思い返すと、その女性ステラの活きる芯の強さだけが印象に強く残り それが迫ってきた。

こういう女性をほかに知らない。
なんだろう この感じは。
なんだろう。
とにかくひっかかる。


うまく言葉で表現できないけれど
独りで、もしくは今一緒に舞台を観た友人とだけ、お酒を飲みたい気分になった。

砂羽の顔を観たいけれど
この日は、どうしても
楽屋に寄れずに帰った。

ある意味最高に贅沢な気分でありながら。。。
意識を自分に向けないように気をつけた。


長い説明になってしまったが、
この感じでスクリーンに釘付けになりましたのです。

話は「夢売るふたり」にもどります。

実はチラシを持っていながら、タイトルを "夢見るふたり" と思い込んでいたワタシ。 ( 日常から抜け出し、そう思いたかったか? )

時間を作って、劇場に駆け込み
スクリーンにタイトルが出たとき思わず、自分の持っていたチラシが間違いでないか、暗い中で確認した。

「蛇イチゴ」を何度も何度もみた
あの頃の感覚。そしてその頃の自分へのジレンマ。
チラシのタイトルを確認しながら、それも同時に思い出す。ちっとも変わってないじゃないか。
何やってんだよ!片岡!!

あらら? こら、まて、
すべては自分のチョイス。

痛いなあ。。。
詐欺だったり、それが痛快なほど大胆な手口だったり、
でも、手を伸ばしたらそこにいるひとに、届かない気持ち、もどかしい想い。
切ないな。
切ないおとなの映画だな。

夫婦は、
不意にカタチを変えていく。
見えないカタチを変えていく。

永遠のように見えながら
もうそこにはいない
本当の姿カタチ。。

夢見るふたりでいたかったか。
ワタシ。

そんな映画で時間を忘れました。


『外事警察』

2012年06月11日 | movie
気になる映画

外事警察 ! 劇場版 !

紫陽花咲くこの季節に
冷んやりとした映画館で
あの緊張感をまた味わえるのが
楽しみでたまらない。

(^-^)/
もう観られた方!
コソッと感想!(^-^)/
これからのかた!私も。
映画館へGO!

『KiSS&KiLL・キス&キル』

2010年12月23日 | movie
あるお目当ての映画を見に行き、
…確か時代劇だったと思う…。

時間を勘違いしてか、
さあ観よう!
と着いた時には
30分以上過ぎていました。

ボー然として、
取り残された気分で、
別な映画館で今から間に合う時間にズレて、
上映していないか
調べてみた。

が…。同じ上映時間。

諦めようにも、
こんな映画タイムに用意した気持ちが、
モッタイナイ!

と、気を取り直し、
見上げると、

映画「キス&キル」

の看板が…。

これは…、これは…、
ラブリーな人と、
デートで観に行くのにふさわしい、
ひとりで観るには…。
一緒に笑ったりする人無しには、辛いのものではないか…。

劇場にひとりで入るのが自分だけだったら〜

という不安よりも、
これもナニカの縁さ、
と。飛び込んだ。

始まって、すぐ

アシュトン・カッチャー
という美しい俳優と

キャサリン・ハイグルという、一見真面目そうな役どころの女優の、持ち前の明るさとそのコメディエンヌぶりに、

楽しくなってきた。

それだけでなく、
その二人の主人公が
始めた新婚生活に、
驚愕!!

こんな理想の夫って!!
(夫婦というべきか!?)

元スパイ家業という所はさておき、

優しくて、頼りがいがあって、奥さんをとっても大切にして、言葉遣いが素敵で…

こんな目に合いたいもんだ。なんてね。

逆も然り…。
と言われるかな。

こんなことを考えながらも、
多いに笑って、
アクションも小気味良く、
気分爽快でこの日の雨も、気にならず映画館を後にした、
自分にご褒美の映画デー
カップルで観ると、
倍面白いことでしょうね!

ありがとうでございました。長くなったので、この辺で…

皆さんなら、
ご褒美に今何の映画を
観たいですか?

ではでは、また。

『トイストーリー3』

2010年08月17日 | movie
ついに、出た。
この日がくるとは…。

トイストーリー2を見に行った、小さい子供が、
かなり大きくなってから
封切りで、続きを見る感覚って
どんな感じだろうか。

一緒に体感してみたい
気がする。

何を隠そう、
うちは、
トイストーリー2の大ファンである。
1も見たが、2はビデオも購入し、繰り返しなんてものじゃなく、
何となく久しぶりにつけると
最後までつい面白く見ちゃうというお気に入りであった。

特に、バズが、おもちゃの皆を率いて、街の中へウッディを救いに行くところと、

着いて見ると、救うどころか、帰る気のないウッディになっていた…。

おもちゃといえども、哀愁がある。素晴らしい映画だ。


感動の現場が終わり、
夏休みの子供達にプレゼントしたい、映画館の時間!

だけどこの「TS3」
私にとっても、
子供の頃に出会った、
あのおもちゃはどこへいったか
懐かしい時間に、
想いを寄せる時間となりそうだ。

皆さんも素敵な夏を!

写真は、クランクアップでいただいて、あんまり美しいので、
おすそ分け!

なんちゃって!